毎年恒例、魔法の箱研究所 所長がその年に手に入れた機材から「これだ!」と思ったものを備忘録がてら紹介します!
2021年は正直なところ、例年と比べますと…あまりエフェクターは手に入れていません(笑)
とはいえ、今年手に入れたモノはシステム(エフェクター)に組み込みしたものなど、僕自身の音作りに大きな影響を与えたモノが多かった年でした。
では、2021年 魔法の箱研究所 所長が手に入れて良かったエフェクター(機材)を紹介していきます!
- システム(エフェクターボード)に組み込みしているエフェクター(機材)たち
- EVA電子 High Grade SoundStabilizerⅢ SSPH-HG2 30V Hi-Z|試してみてほしいサウンドスパイス・ギア
- LINE6 HX Stomp|いまさらレビューするまでもないマルチエフェクター
- EHX Deluxe Memory Man EVA MOD.|独特な揺らぎと残響音が魅力のアナログディレイの名機
- Organic Sounds ORGA TONE|ゲーティーなサウンドが魅力のDizzy Tone系ファズペダル
- FotStompboxes Loch Clean/Preamp Booster|トランス内蔵 所長シグネチャーブースター
- dbx 160A|メインシステムに導入してみたラックコンプ
- システムには組み込みしていないけど手放せないペダルたち
- 2021年を振り返って
システム(エフェクターボード)に組み込みしているエフェクター(機材)たち
所長のシステム(エフェクターボード)にも組み込みしたマイベストなエフェクター(機材)はこちらです。
- EVA電子 High Grade SoundStabilizerⅢ SSPH-HG2 30V Hi-Z
- LINE6 HX Stomp
- EHX Deluxe Memory Man EVA MOD.
- Organic Sounds ORGA TONE
- Stompboxes Loch
- dbx 160A
では、ざっと紹介していきます!
EVA電子 High Grade SoundStabilizerⅢ SSPH-HG2 30V Hi-Z|試してみてほしいサウンドスパイス・ギア
EVA電子といえば、僕もメインアンプ他、インピーダンスモディファイでお世話になっていますが、この「SSPH-HG2 30V Hi-Z」は「モディファイしていない方」にも試してみてほしいペダルです。
仕様
- 入力:ハイインピーダンス or ローインピーダンスを切替可能
- 出力:ハイインピーダンス (TRSケーブルでバランスアウトも可能)
- サウンドスタビライザー(バッファー)
- Phase Switch(位相切り替え)
動画では伝わりにくいのですが、音像、音の広がり、解像度、そして手元(ピッキングやギターボリューム)への反応性がグッと上げてくれるペダルなんです。
特にギターボリュームへの追従性が格段に上がる、大袈裟に聞こえるかもしれませんが…ボリュームが10段階から100段階になるような感覚。
こういった効果のあるペダルって、今までにありませんでした…
音像等は本当にぜひ体感してほしいです…驚かれると思います。
面白いのが今までEVA電子の製品に興味がない(インピーダンスモディファイ含め)友人、知人も導入していました(笑)
LINE6 HX Stomp|いまさらレビューするまでもないマルチエフェクター
LINE6 HX Stomp、いまさらレビューする必要もないマルチエフェクターでしょう。
この「HX Stomp」は発売時から導入しようか悩んでいたマルチエフェクターですが…ようやく導入しました。
このHX Stompのおかげで昨年から構想していた「ミニエフェクターボード」がひとまず、完成しました!
普段使いは空間系、モジュレーション系を統括できますし、アンプモデリング他、宅録まで。
デジタルエフェクター臭さはどうしてもありますが、バイパス音もセッティング次第である程度、解消されます。
パラレル・ルーティングはもちろん、入力インピーダンスも可変可能(シミュレートらしいですが)、これ一台で完結&拡張性の高さ(4ケーブルメソッドにも対応)など、さすが愛用者が多いのも頷けます。
とにかく、このサイズでサウンド共に十分すぎるクオリティです。
僕は空間系にディレイ(Dynamic Delay)とリバーブ(Plate)をパラレルで一つ、別にアナログディレイ(Deluxe Memoryman)を一つの2パターン。モジュレーション系はフェイザー(Phase90)、あとはUni Vibeかトレモロなど基本セットしています。
ちなみにHX Stompの電源はカレントダブラーケーブルを使用、「Vital Audio VA-05」から電源をとっています。
EHX Deluxe Memory Man EVA MOD.|独特な揺らぎと残響音が魅力のアナログディレイの名機
人生でおそらく三台目となる「EHX Deluxe Memory Man」。
今年はじめ、偉大なる先輩から譲り受けたモノであり、実は過去に弾いたことがあり、気に入っていた個体でした。
繋ぐだけで音が艶やかにまとまる印象があり、残響音も独特な揺らぎ感、雰囲気がたまらない、やはり好きなディレイなんだな…と再認識しました。
僕が普段使っている「63 Vibroverb」に繋いでいるエフェクターボードに入っています。
動画を撮るときも鳴らしていることも多く、うっすらかけています。
ちなみにこの「Deluxe Memory Man」、エフェクトONで位相反転します。ただ繋ぐだけで位相反転する個体もあるらしく、その辺もエレハモらしいですね(笑)
Organic Sounds ORGA TONE|ゲーティーなサウンドが魅力のDizzy Tone系ファズペダル
見た目もサウンドも存在感、抜群の「Organic Sounds ORGA TONE」。
ヴィンテージファズは過去に何台か弾いたことがありますが、「カッコいい!」と思ったのが「ELKA Dizzy Tone」であり、この「ORGA TONE」はそのDizzy Toneを意識し作られたファズペダルです。
詳しくはレビュー記事をご覧いただければと思いますが、このORGA TONEと同ブランドのOrga Faceで、ファズペダルは事足りています。
FotStompboxes Loch Clean/Preamp Booster|トランス内蔵 所長シグネチャーブースター
FotStompboxesの「Loch Clean/Preamp Booster」、実はこのブースターペダル、ビルダーの方が僕(所長)が好みそうな音をしながら製作してくれたペダルでして。
いわば、所長シグネチャーモデルなエフェクターなんです!
とはいえ、お願いしていなかったので、思わぬところでシグネチャーペダルが作られていたわけですが(笑)
この「Loch」、注目すべきはトランスが内蔵されているエフェクターであり、独特なコンプレッション感とレンジ感が良い塩梅なペダルでして。
詳しくはレビュー記事をご覧になってみてください。
ちなみにFotStompboxesといえば、クライドマッコイワウをモチーフにしたワウペダルで紹介したことがあります。
パーツの兼ね合いで現在は受注を停止されていますが、再開してほしいですね!
dbx 160A|メインシステムに導入してみたラックコンプ
人生初のラックタイプのコンプレッサー「dbx 160A」、アンプのセンドリターンに繋いで鳴らしています。
「アンプのインプットに繋ぐコンプレッサーと違う、体感してみて」といわれ、試してみました。
導入に際し、バランス接続ができることが条件であり、お値段的にもリーズナブルなこちらのコンプレッサーを導入してみました。
どう変わるのか?ですが、音の押し出し感、音像・立体感が増し、単純に気持ちよく弾けます。
初めて弾いた時「おぉ…」と思わず声がでました(笑)
ただ、動画を撮っている時は基本的にOFFにしています。なぜなら…ペダルのサウンド、質感が変わるから(笑)特にファズは変わります。
他のコンプレッサーも試してみたい…欲もありますが、まだまだ理解しきれていないので、来年もじっくり触っていきます!
システムには組み込みしていないけど手放せないペダルたち
以下ペダルたちは現状、システム(エフェクターボード)には入れていませんが、お気に入りのペダルたちです。
- RoShi Pedals “R”ファzz
- Mastertone EOD
RoShi Pedals “R”ファzz|バイオレットラムズを彷彿させるファズペダル
この「RoShi Pedals “R”ファzz」は惜しくもパーツの関係で生産停止してしまいましたが、僕が過去に弾いたことがあるベストなバイオレットラムズヘッドを感じたペダルです。
邪道といわれるかもしれませんが、オーバードライブペダル的にも使えるなど、個人的には好印象なペダルでした。
同ブランドの「ELF ファzz」も好評ですが、この「“R”ファzz」もぜひ試してほしいモデルです。
ちなみにRoshi Pedalsさんが開発中のファズペダル、サウンドチェック等々させてもらっていますが、楽しみですね!
MASTERTONE EOD|ラリー・カールトンをイメージしたダンブル系エフェクター
2021年5月1日に登場した新ブランド「MASTERTONE」から販売された「EOD」、ラリー・カールトンサウンドを意識したペダルとのこと。
個人的にダンブル系エフェクターは苦手でしたが…これは好きでしたね!
2021年を振り返って
今回の紹介した機材たち然り、必要な機材は揃ってきた1年でした。
基本的に欲しい機材はないかな…と思っていましたが、この年末、気になるモノを海外からお取り寄せしてしまいました(笑)
それとこっそりデビューさせていますが、こんなギターも。
以上、2021年を振り返ってきました!
最後に。
今年もいろいろレビュー依頼いただきました。ご依頼くださった方々、そしてレビュー用に機材を貸してくれた友人にも感謝です。ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします!
YouTubeもチャンネル登録いただいた方々、ありがとうございます!登録がまだの方はぜひよろしくお願いいたします(^^)
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