「6 Degrees FX Sally Drive Advanced」
エフェクターレビューです^^
「6 Degrees Fx」である、
「Sally Drive Classic」より、
“プリアンプ的に使える”ということもあり、
全モデル中、一番気になっていたペダルでした^^
ペダルレビュー
メーカー説明によると、
ベースは808系のオーバードライブとのこと。
各コントロールは、
ボリューム、トーン、ゲイン、
それとミッドレンジをコントロールするミニスイッチです。
そしてさらに内部のトリマーで、
「ミッドレンジのブースト/カット」
さらには「ピッキングダイナミクス、
ギターボリュームへの反応性」も調整可能だとか。
音作りにおいて、
かなり追い込むことができそうなペダルですね^^
ただ今回のレビューは、
内部トリマーはいじっていない、
デフォルトセッティングでのレビューとなります^^;
サウンドレビュー
試奏はアンプはJC-120、
ギターはストラト、リヴィエラです。
また808系と聞いていたので、
手持ちの「OD808」を持参して比べてみました^^
まず思ったこととして、
他の「6 Dgrees Fx」ペダル同様、
基本的に高域よりにチューニングされた出音に感じました。
トーンの効き方は808系とは全く別物で、
ゼロ(左回しいっぱい)からスタートでちょうど良いかも(笑)
それと歪みの質感としては、
「OD808」よりもレンジは広くも、
ミッドレンジのバイト感が増していると感じました。
ゲインレンジはクリーンからオーバードライブ、
「Sally Drive Classic」より少し歪むかな…といった印象でした。
個人的にはもう少し…
歪んでくれればなぁとは思いましたね(笑)
ディストーションぐらい歪ませたければ、
「Rodeo Drive」「R3 Distortion」が良いと思います^^
…で、音決めのファクターになるのが、
ミッドレンジをコントロールするミニスイッチです。
3タイプ切り替えができるのですが、
切り替えた時の変化ははっきりわかります(笑)
ミニスイッチについて
「Sally Drive Advanced」の商品説明をみると、
Sally Drive AdvancedのShiftスイッチは、最も幅広く効果的に音を変えることのできるスイッチです。ミッドレンジの出力を調整するもので、一般的な808ドライブでは720Hzあたりにあるスウィートスポットの位置を3種類から設定できます。上ポジションではトレブルを強調し、下ポジションではローを強調します。中央の位置ではオリジナルユニットと同じ720Hzあたりとなります。
ザックリいうと…
ドンシャリ系からローミッドが強調したサウンドまでカバーします。
ですので、タイトな音はもちろん、
かなりファットな音も作れるんですよね^^
トーンと絡めて使えば、
色々なギター、アンプにも対応してくれそうでしたね。
ちなみに僕は真ん中のモードが好きでした^^
あとアウトプッとレベルが高いので、
ブースターとしてもバッチリ使えますが、
その時にもこのミッドレンジコントロールは活きると思いましたね^^
プリアンプとして使える?
結論からいいますと、
僕の感覚では「まずまず使える」と言った印象でした。
これは「6 Degrees FX」の特徴、
かもしれませんがギターボリュームを絞れば、
ハイ落ちしにくい、きらびやかなクリーンサウンドは得られます。
…でも「まずまず」といったのは、
「Rodeo Drive」に比べると…やや音が濁って聴こえたんです、、
それと個人的にはもう少し、
中高域に太さがあれば好きな感じというのもありました。
僕の中では「Rodeo Drive」の時ほど、
強烈なインパクトはなかったのが正直なところでしたね^^;
まとめ
今回は内部トリマーを触っていないので、
ペダルのポテンシャルは測れていないと思います^^;
あくまで今回の試奏ですと、
「Rodeo Drive」のほうが幅広く使えるかなと^^;
でも内部トリマーを含めた音作りをすれば、
「Rodeo Drive」の時と同様に変わる気がしています(笑)
機会があれば再検証してみたいと思います!
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