「WAY HUGE RED LLAMA」の25周年モデル、
「25TH ANNIVERSARY OVERDRIVE」のレビューです^^
世界限定1000台という記念モデル。
「RED LLAMA」は過去にMK2を所有していましたが、
どう違うのか気になっていました。
ペダルレビュー
「Way Huge」のペダルは以前より、
小型化されていっていますがこれもコンパクトサイズ。
ボードに納める上では良いサイズ感ですね。
今回のモデルは従来の「RED LLAMA」に、
ハイカットコントロールが追加されています。
このハイカットのツマミですが、
右回しいっぱいの状態から調整するもよし、
もしくは12時からスタートさせてもよいかと。
効き具合は絶妙でしたね^^
高域の出方を確認しながら、
使用する環境で素早く調整できるのが良いですね。
ちなみに出音の印象としては、
MK2よりも低域のブーミーさは緩和されているかなと。
これはMK2よりもオリジナル、
「RED LLAMA」に寄せているのかも。
使い勝手の良さは今回追加された、
ハイカットコントロールのおかげもあり、
今回の「25TH ANNIVERSARY」モデルに感じました^^
サウンドレビュー
歪みの質感はオーバードライブですが、
どこかファズらしさも感じる独特なサウンド。
ブリっとハリのある音で、
コンプレッション感は弱めなので、
ダイレクト感が損なわれるとは弾き手も感じないはず。
弦の鳴りも感じるペダルなので、
ベースでの使用もできそうですね。
ただいわゆるTS系のような、
コンプレッション感を求める人だと、
ムチッとした質感なので苦手に感じるかも。
各弦を弾いた時の分離感はあるので、
歪ませてアルペジオを弾いても聴かせることはできそうです。
各ツマミの効き方を動画で紹介
反応性も良いペダルで、
手元でクリーン~クランチといった感じで
ゲインコントロールも可能、使い勝手も申し分なしです。
ギターVOLを絞った時、
ハイ落ちもしにくいのも良いですね^^
「Drive」のツマミについて
「Drive」は2時ぐらいまで、
徐々に歪みは増えていきますが、
それ以降は低域も増していく感じ。
ちょっと癖はありますが、
音が潰れる、飽和しないあたり、
音決めのセンス、バランスはさすがだなと。
「Drive」はMAXでも、
オーバードライブの範疇。
そして絞っていくと、
ややクランチしている程度、
上の動画でいうと3分ぐらいのところです^^
「Drive」を上げていくと、
高域と低域の出方が変わる(14時以降)ので、
ギターVOLを触りながらのセッティングがおすすめです^^
「Level」のツマミについて
「Level」の効きは、
滑らかに音量が上がっていく仕様。
「Level」は歪みの質感に影響を与えず、
音量を下げることができます。
ちなみに「Volume」自体、
アウトプットレベルは高めなので、
ブースターと使用時、プッシュ感は強いです。
単体使用でも良いのですが、
僕はブースターとして使ってみたくなりました。
まとめ
僕は好きです、このペダル。
見た目はウルトラマンみたいですが(笑)
コンプ感の弱めで弦鳴りを感じる、
クランチサウンドが欲しい人、音が奥に引っ込まない、
ブースターペダルを探している人には、一度弾いてみてほしいです^^
ちなみに「RED LLAMA MK2」が生産完了になりました。
もし今後、再販されるのであれば、
この「25TH ANNIVERSARY」モデルをベースに販売してほしいものですね^^
国内だとなかなか売れていない?
ようですが良いペダルですよ( ̄▽ ̄)
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