これは気になっていたペダル!Analogman Prince Of Toneレビューです。
King Of Tone(KOT)Ver.4を一台におさめ、新たなサウンドも追加した「Analogman Prince Of Tone(以下、POT)」です^^
まずは何といっても見た目がカッコイイ、Analogmanはセンスが素晴らしいですね!
ペダルレビュー
内部にはDIPスイッチとプレゼンス調整用のトリマー、幅広いサウンドメイクが可能です。
まず内部DIPスイッチの効きはこんな感じ。
- 「1」をオンにするとローミッドを足す
- 「2」をオンにするとゲインアップ
といった効果が得られますが、「1」の効果は薄味です。
DIPスイッチの「1」と「2」は以下、説明がありました。
両方をオンにした状態がディストーションモードにマッチする
両方をオンにした状態でないと、ディストーションらしい音が得られないかな…と(笑)
そしてプレゼンス調整用トリマー、基盤の写真、白いツマミがそれにあたります。
デフォルトの設定がどうなのかわかりませんが、上げていくとかなりキンキンとした音になります。
実は管理人がPOTを初めて弾いた時、やたらハイがうるさい音だったんです…
YouTubeの動画と全然イメージちがう!と思わず叫んでしまいましたが、プレゼンスがほぼMAXでした…
トリマーは左に回しきるとゼロになりますが、基本的にゼロでよいと思います^^
ちなみにプレゼンスを上げた時の音は、ちょっとMXR DistotionⅡにも似た音、非常にタイトな音がでましたね。
肝心の音はどうなのか、レビューします!
サウンドレビュー
- OD
→オーバードライブ(KOT Ver.4のRED Ch.) - Boost
→クリーンブースト(KOT Ver.4のYELLOW Ch.) - Dist
→ディストーション(POTオリジナル)
上記3モードの切り替えが可能です。
音はKOTのニュアンスも確かに感じられますし、ゲインに幅を持たせたKOTといわれている「King Of Tone(KOT)Ver.4」と比べても、よりワイルドな出音に調整されていると感じました。
中でも特にワイルドさを感じたのは「POT」オリジナルのモード、「Dist(ディストーション)」モードです。
メーカーサイトでは、以下のようなことが書かれていました。
咆えるような響きと独特のMarshall風の倍音と鳴りが特徴
確かにそんなニュアンスも感じますし、純粋にカッコイイ音ですよ。
このモードの音だけでも、POTは十分価値があると思います(*^^*)
ODはTS系サウンド、クリーンブーストは正統派クリーンブーストです。
プリアンプ的な使い方ができるペダルで、ギターボリュームを絞った時のクリーントーンも良いです。
3モードのどれも使える、捨て音がない、すごいペダルだと思います(汗)
とにかくPOTはギター、アンプの良さを消さずに歪ませる、そんなペダルなのでお気に入りのアンプがある方なら、アンプをドライブさせる最高のパートナーになるでしょうね。
ただ、気になった点が1つ、ディストーションモードでギターボリュームを絞ったとき、ボソボソといったノイズみたいなものがのるんですよ、、
たぶんオケの中で弾いたら気にならない程度ですが、こういったものなのか、一度「RE-J」の大林さんに問い合わせしてみようと思います。
それ以外は申し分ない、見た目も含め、管理人好みのオーバードライブペダルでした(^^)
うーん、良いもの作りますなー
この記事を公開したのは2013年5月、時を経て…2022年10月に新たなペダル「Duke of Tone」が仲間入りしました。
MXRとAnalog.Manが共同開発したDuke of Toneが発売
Duke of Toneは2022年10月に発売、MXRとAnalog.Manと共同開発したペダルです。
Prince(王子)、King(王)、そしてDuke(公爵)と、関連性のあるネーミングを付けられたペダルですね!
各ツマミ、ミニスイッチの仕様を見ますと、Prince Of Toneと同様。
どんな音なのか?気になるところですが、こちらの比較動画が参考になります。
名前も違いますし当然といえば当然でしょうけど、新たな解釈で構築されたペダルに感じます。
所長的にはミニサイズではないほうが嬉しかったのですが…実際、エフェクターボードに入れやすいサイズですから重宝するでしょうね!
ちなみに海外からであれば、日本へ発送してくれるショップはこちらでした。
欲しい人はチェックされてみてください!
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