「Klon Centaur」と比較されることも多い、
「Lovepedal Kalamazoo」を弾いてきました。
サウンドレビュー
個人的に「ブースター」として使用するペダル、
そんな位置づけで捉えていましたが、
単体で歪ませても十分使えるペダルですね。
そして「Lovepedal」の中でも、
なかなかにアンプライクなペダルだなと。
スタックアンプ系というより、
コンボアンプ系アンプのニュアンスを感じました。
EQの「Tone」と「Glass」の効きがよいので、
タイトなトーンからファットなサウンドもだせる、
思っていたよりも細かなサウンドセッティングができますね。
中でも「Glass」というツマミの効きは面白いです。
高域が強調されつつも音の太さを損なわない、
芯が残るニュアンスは素晴らしいなと^^
「Klon Centaur」と比べてどうか?ですが、
「Centaur」特有の癖感はそこまで感じず、
より透明感のあるサウンドだなという印象でした。
ちなみに先日レビューした、
「E11」よりもコンプレッションは弱め、
ダイレクト感と程よいザラつき感があり、バイト感もある印象を受けました。
ギターボリュームを絞った時、
クリーントーン…これはかなり良いです!
これは「COT50」や「Amp Eleven」に通ずるもので、
かなりツヤ感がある綺麗なクリーントーンをだせます。
ただアンプがクリーンの場合、
ちょっとゲイン量が物足りなさは感じました。
ちなみにJC-120で使っても、
いい感じのクランチサウンドはだせるのは魅力ですね。
なので、もう少し歪んでくれたら…
買っていたかもしれません^^;
良質なクリーン、ゲインブースター、
ライトゲインオーバードライブ、
そんなペダルを探している人には是非、
このカラマズーは試してほしいエフェクターですね!
生産時期によって音が違う
「Lovepedal Kalamazoo」ですが、生産時期によって音が違うとか。
これは友人のZAKさんの情報ですが、
発売して一年で3回、オペアンプが変わっているとか^^;
これはZAKさんの二台を開けたら全部違ったそうで…
- 一番最初に日本に入ってきたもの
…一番ローゲインで枯れた感じ - 二番目のもの
…比較的音が細くて前に出ない感じ - 三番目のもの
…ゲインが高めでモダンな感じ
だったそうで、
おそらく二番目のロットが一番多く、
国内に出回っていた可能性があること。
シリアル等はわかりませんが、
少なくとも…仕様が変わっていることは確かかと。
…で、僕の弾いたものはどれか?ですが、
ZAKさんと話した結果、最初に入ってきた個体だろうと。
オペアンプ交換とゲインアップ用のミニスイッチがついています(モアゲインスイッチ、動画ではONにしています)が、オリジナルのニュアンスは感じられました。やはり、ぼくが弾いた個体は初期カラマズーかも。
ちなみにこちらの動画のカラマズーは筐体も変わった後の個体。
クローム筐体のものとはやはり…違う気がしました。
もしこのレビューを見て買っても、
音が異なる可能性がありますし、これは中古で買うにしても悩ましいペダルです^^;
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