もう今では販売されていない、
真空管内蔵の「Soldano Supercharger G.T.O」です。
この「G.T.O」ですが、
同ブランドの名機アンプ「SLO-100」というアンプと、
同じ電圧で真空管を駆動させているとのこと。
この「Soldano Supercharger G.T.O」、
12AX7を2本使用されている本格的なプリアンプペダルです。
筐体は「青」「紫」、
2種類のカラーが存在していますが、
- 青は117V仕様(海外仕様)
- 紫は100V仕様
とのことです。
サウンドレビュー
コントロールは見てのとおり、
非常にシンプル!
直感的に音作りができます^^
音はまんまソルダーノ!とはいいませんが、
ソルダーノのニュアンスは十分に感じられるペダルです。
ゲイン自体は結構稼げますし、
明るくエッジの効いたチューブライクな、
ディストーションサウンドが得られます^^
このペダル、
10年前ぐらいは普通に売られていました。
でも「MESA BOOGIE V-TWIN」と並び、
非常に高価だった記憶があります。
あと筐体自体はアルミ削り出し、
トランスも内蔵されているので非常に重たいです(-_-;)
あとデカイ!
小さいペダルボードでは収まらない、、
(Pedaltrain Jr.には納まりません)
それとクランチサウンド程度に
セッティングした状態なら大丈夫ですが、
リードプレイに適すぐらいに上げた時だと…
ギター側でボリュームを絞っても綺麗なクリーントーンにはなりません、、
対JC-120用ペダルとして優秀なフロアペダル
ただこの「G.T.O」、
対JC-120用ペダルとしては優秀なんですよ。
JC-120でもチューブライクな、
ディストーションサウンドが得られるのは魅力です^^
ちなみに同じような真空管内蔵ペダルに、
「Bad Cat 2-tone」もありますが、対JC-120用なら、
「G.T.O」のほうがJC-120臭さを軽減してくれます。
まとめ
現在ソルダーノというと、
「Jet City」で活躍されていますが、
モディファイなどの手がけている優秀なアンプビルダーです。
管理人は「Marshall JCM800」の、
ソルダーノモディファイアンプを弾いたことがありますが、
素晴らしいアンプでした^^
最近は真空管内蔵ペダルでなくても、
チューブライクなサウンドがでるエフェクターが出てきました。
ソルダーノ系でも、「Wampler Pedals」や「AMT Electronics」などがあります。
でも、チューブライクサウンドを狙って、
販売されていたこの手のペダルを弾いてみて欲しいです!
真空管内蔵ならではのサウンド、
なかなか新鮮で面白いかもしれませんよ^^
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