名機と名高い「MXR Distortion II(以下Distortion2)」。
この「Distortion2」は西川進氏の使用でも有名ですね^^
未だ再販されたことのないペダル、
再販したら売れるのになぁ~と思うのは僕だけでしょうか(笑)
今回は貴重な前期型の「Distortion2」をレビューします!
ペダルレビュー
コントロールは「Drive」「Resonance」
「Fillter」「Output」の四つ。
変わったツマミである「Resonance」は、
低域のコントロール、「Fillter」は高域のコントロールが効きます。
特に「Resonance」はよく効きますので、
かなり低域をプッシュしたサウンドメイクが可能です。
ちなみに同ブランドの「MXR Distortion+」とは全然音は違います。「distortion+」のEQが付いたものではありません^^;
あと電源は筐体直付けのAC駆動。
個人的にこの電源もサウンドに大きな影響を与えていると考えています。
サウンドレビュー
この「Distortion2」ですが、
非常に音の分離感が良くコードを弾いても濁るようなことはありません^^
ここまで音の立つ、
エッジ感のあるペダルはなかなか他にはない、
稀有なペダルだといえるでしょう^^
アウトプットレベルはそこまで高く、
どちらかというとバッキング用の歪みとしてかなりおすすめです。
で、良い良いといいながら、僕は使っていません^^;
比較的、サラッとした質感の歪みなので、
ちょっと好みとは違うのと、普段使っているストラトですと、
タイトになりすぎる気がするんですよね、、
「Resonance」を上れば、
良さそうに思えるかもしれませんが、
そうしますとちょっとローがうるさくなるんですね、、
逆にハムバッカー系ギターだと最高にマッチします!
レスポールなどハムバッカーギターをお使いの方にはおすすめです♪
Distortion2の前期型と後期型について
実はこの「Distortion2」、
年式によって筐体の仕様、基板、音も違うそうで、
「前期型」「後期型」があるとのこと。
僕が弾いた今回の個体は、
80年製のツルッとした筐体の「前期型」の「Distortion2」。
ザラッとした筐体の81年製以降の「後期型」に関しては、
黒(ブラック)筐体の個体も存在します。
ちなみに西川進氏曰く、
筐体がツルッとした「前期型」のほうが好みとのことです。
西川進氏ファンの方なら、前期型を探してみられるとよいでしょう♪
まとめ
唯一無二。
そんな言葉がハマる独特なディストーションペダルでしょう。
この「Distortion2」と似たペダルって頭に浮かばないんですよね、、
生産年数も短く、数が少ないペダルですが、
幸いにもまだ、中古等で見かけることはあります。
気になる方はお早めにゲットされることをおすすめします!
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