Joe Bonamassa モデル、
「MXR Custom Shop fet driver」レビューです^^
アンプライクな歪みペダルとのこと、期待していたペダルでした。
試奏時のアンプは「JC-120」、
ギターは「American Vintage ’59 Stratocaster」で弾きました。
サウンドレビュー
この「fet driver」、
オペアンプのゲインステージを
FETステージにカスケード接続する事により、
真空管アンプのようなリッチでクリーミーな
ドライブ・サウンドを持ちます。
とのこと。
僕の勝手な想像では、オーバードライブ的、
チューブライクなエフェクターかな?と思っていましたが、
その想像とは異なるサウンドでした^^;
ちなみに試奏時には音を比較するために、
「OCD」を持参しました。
「OCD」がオーバードライブ的な
ニュアンスの強い歪みに対し、「fet driver」は
かなりザラツキ感が強く、低域が強調された音。
ファズっぽいディストーションといいますか。
JC-120でもこんなニュアンスでした。
アンプをあまり選ばず、こんな感じの音を
得ることができそうでした。
デモ動画のサウンドを聞いて「いい!」と思ったなら、
「買い!」かもしれませんね^^
操作性
ツマミは、高域・低域をコントロールする「HI」「LO」、
「LEVEL」「Drive」と高域をカットする「HI Cut」。
どのツマミもその名からイメージする効きがします。
中でも「HI」「LO」の効きはすさまじいです(苦笑)
もともと低域がしっかりでているペダルなのに、
「LO」を上げていけば、さらに低域を効かせれますし、
逆に「HI」をあげれば、かなりエッジの効いた
サウンドを得ることができるんです(笑)
ゲインレンジはかなり広いです。
「Drive」を上げていくと、かなり歪ませることができます。
「Level」、アウトプットレベルも高いので、
音量も稼げます。
「Hi Cut」については、
大音量時にハイエンドのノイズを抑える為の
HI CUTスイッチを搭載
とのことですが、正にそんな感じです。
「Hi Cut」をONにすることで、
ノイズは確かに軽減はしますし、高域をカットするため、
まろやかなサウンドになります。
個人的には「HI」のツマミと組み合わせ、
音作りをしてみても面白いな~と思いました^^
ギターボリュームへの追従性について
悪くありません。
ただボリュームを絞った時の音は・・・
ちょっと僕の好みではありませんでした^^;
それはボリュームを絞っていっても、
やや歪み成分が残る感じがありますので、
「綺麗なクリーントーン」にはなりにくいんですね、、
管理人的にはこの点が、
ちょっと好みとは違いました、、
まとめ
ペダルの個性は強いので、
使用環境で大きく歪み方、音が変わってしまう、
なんてことは少ないと思います。
そういった意味では、
プリアンプ的に使えるかもしれません^^
またシグネチャーモデルならでは、
歪み方はあまり他にはないような、
独特なニュアンスの歪みです。
これは一台持っていても、
面白いペダルかもしれませんね!
ただ残念ながら、限定生産みたいなので、
気になるなら、早めに手に入れておいたほうがよいかも^^;
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