「Dawner Prince Effects」
「Red Rox」のレビューをお届けします^^
「Dawner Prince Effects」
=ドウナープリンスエフェクツと読むそうです。
なんでもメイドイン「クロアチア」とか。
クロアチアって、昔持っていた、
ストラトのリプレイスメントピックアップも
クロアチア製だったような、、
まだ他にも楽器ブランドがありそうですね。
さて「Red Rox」、
コントロールを見てみますと、
「Master」はともかく、
「Preamp」「Tone」「Contour」
このツマミを見た瞬間、
これはアンプライクなペダルでは?と想像しました^^
そして実際に弾いてみるとその想像通り、
アンプライクなペダルでした。
サウンドレビュー
今回の試奏もストラトとJC-120で弾きました♪
音ですが、マーシャルやフェンダーといった、
アンプサウンドを狙ったペダルというよりは、
「アンプっぽい歪みを得る」ことを狙ったペダルだと思います。
あと硬質な音質であることから、
音はウォームであるもの、オーバードライブ系というより、
ディストーション系の音ですね。
僕のファーストインプレッションとして、
「カタリンブレッドのペダルっぽいな」と。
カタリンブレッドのペダルって、
アンプライクでありつつ、ちょっと音が硬めですよね。
この「Red Rox」からも、
そのニュアンスが感じられました。
それとカタリンブレッドと同様、
アンプを選ばず使えそうな印象も受けました^^
各コントロールについて
ゲインは「Preamp」で調整します。
で、この「Red Rox」、
とにかく歪む、歪みまくります(笑)
ただしゲインレンジの幅は広く、
クリーン近くまでゲインは落とせます。
僕もそうですが、
エフェクターで歪みを作っている、
そんなプレイヤーにはおすすめですね♪
「Tone」「Contour」ですが、
この2つのツマミは連動して効きますので、
お互いに調整しながら音決めをしていきます。
「Tone」は派手な効き方はしません。
「ハイカットか?」といった印象を受けるほど、
フル(右回しいっぱい)にしても耳に痛い、
高域がでるような感じではありません。
そして「Contour」は音の傾向を決めるツマミとなります。
この「Contour」、
周波数全体のバランスを調整するもの
だそうですが、
僕としてはミッドレンジを中心に調整する、
そんな感覚を受けました。
「Tone」と組み合わせて調整することで、
ドンシャリ系の音も作れますし、ミッドの効いた、
轟音ディストーションサウンドも作れます。
あと「Contour」を絞ると、
低域をプッシュした音も作れるのも面白いです。
非常にサウンドバラエティーに富んだエフェクターですね^^
常時ONで使いたいペダルかも!
「Red Rox」ですが、
常時ONにして、手元でゲインコントロールする、
まさにそんな使い方ができるペダルです^^
フルゲインにさえしなければ、
ギターボリュームを絞ることで、
クリーントーンまでゲインを落とせます。
それとギターボリュームを絞った時でも、
ハイ落ちしにくいのも特徴ですね。
本当にワンボリュームのアンプを操作している感覚、
メーカー説明に嘘はありませんでした(笑)
ワンボリュームアンプ系のエフェクターというと、
「Recovery Effects DUST TO BURN」もありますが、
この「Red Rox」のほうが汎用性が高いです。
あと出音のニュアンスからすると、
ハムバッカー系のギターでも使えそうです(^^)
持ち運べるアンプヘッド、といっても、
過言ではないエフェクターかも^^
コメント