「LAZY J」はUK製、
アンプメーカーのペダルだそうですね。
アンプメーカーの作るペダルは
高品位なものが多いように感じますが、
この「LAZY J CRUISER」も正にそうです。
ただフェンダー系エフェクター、
Tweed系サウンドに限定したサウンドではなく、
「SAT」のツマミによってかなり幅広いサウンドも可能、
クリーンブースターとしても使えるペダルです。
サウンドレビュー
このぺダル、個人的にかなりツボでした^^
コントロールは「Gain」と「Vol」のみ
を触っている時はブースターからオーバードライブサウンド。
「Drive」を上げていくと、
オーバードライブからファズっぽいサウンドが得られます^^
「Vol」と「Gain」のみをコントロールすると、
クリーンブーストサウンドも得られますが、
原音の加工感が少ないクリーンブーストですね。
この状態から「Gain」をあげることで、
ゲインブースターとしても機能しますし、
野太いオーバードライブサウンドも得られます。
そしてこのペダルの面白いところが、
「Drive」を上げていった時です。
ブーストモードからオーバードライブモードに
切り替わる仕様なんですね。
オーバードライブとして機能すると、
「SAT」「Gain」「Drive」のツマミを
連動させて音を作っていきます。
独自の「SAT」ツマミについて
「SAT」のツマミですが、
おそらくサチュレーションのことだと思いますが、
3段階の切り替えができます。
左に回していくと、
コンプレッションあるリード向きのサウンド。
右に回していくと、
ダイレクト感あるハリのあるサウンドが出せます。
「SAT」を切り替えることで、
かなり歪みのキャラクターが変わります。
ちなみに「Drive」を上げていかないと、
SATのツマミの効果はあらわれませんのでご注意を(笑)
それと「SAT」を右に回した時の、
タッチニュアンスの高さはかなりよいです。
普通に使うならこのモードですね。
ただピッキングの粗さが目立ちやすくなります(苦笑)
「SAT」を中央にした時は、
ややタイトめな感じになりますね。
コンプ感が増してるので、
そう聞こえるのかもしれません。
管理人的にはSATを左に回した時は、
コンプレッションあるサウンド、これが結構ツボでした。
普通は埋もれがちになりそうな、
ハードドライブサウンドもそういった印象がなかったです。
ヘヴィーなリフを弾くのが気持ちよかったですね^^
また「Gain」「Drive」をフルにすると、
ファズっぽいリードサウンドが得られるのもツボでしたね!
音質傾向は割とフラットですが、
ちゃんとミドルもあって耳に痛くないハイもある。
正にハイミッドがしっかりでているので、
出音のバランスは良いと感じました。
ギターボリュームへの追従性について
ギターボリュームを絞った時、
クリーントーンが実に素晴らしいです。
僕の中では「BD-2/Super」を超えました( ̄▽ ̄)
「BD-2/Super」をよりファットに、
そして艷やかにしたようなサウンドが得られます。
良質なプリアンプペダルであるといえます。
ちなみにトーンはありませんが、
そのことは気にならないペダルですね^^
値段は高いですが、
フェンダー系のペダルで今までなかなか、
ピンっとこなかった…そんな方には是非試して欲しいペダルです^^
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