伝説のペダルといわれた
「Red Llama」の復刻版ペダル、
「Way Huge Red Llama Overdrive Mk2」
エフェクターレビューです^^
オリジナル「Red Llama Overdrive」は
1990年代の短い間に生産されていたそうで、
海外ではかなり評判が良かったとのこと。
僕が「Red Llama」の存在を知るきっかけになったのは、
「fsp OD69」というペダルを知った時でした。
この「fsp OD69」の元ネタになっていたのが、
「Way Huge Red Llama」ということを知り、
ずっと気になっていたペダルの一つでした^^
そんな「Red Llama」が「MK2」として、
「Jim Dunlop」から復刻すると聞いて、かなり期待していました。
サウンドレビュー
音は硬質、ハリ感もあり、
コンプレッションは少なめです。
あとバリンッと高域がはじける感じと、
輪郭のしっかりした音が特徴ですね。
メーカーのサイトを見ると、
「Small Tweed Amp Style Tone」と書かれています。
確かにFender系サウンドのニュアンスを感じますね^^
そうそう、音の傾向は「LAZY J CRUISER」に近いかも。
ただ「Red Llama」の場合、
「LAZY J CRUISER」よりもっと、
ロック寄りなサウンドに感じますね。
ツマミは「VOLUME」と「DRIVE」のみ。
「DRIVE」の効きはクリーンブーストから、
オーバードライブまでカバーします。
ただし、オーバードライブといっても、
歪みの質感は、
毛羽立ったファズっぽいニュアンスの音
といった感じですので、
ウォームでコンプレッションの効いた、
といったドライブサウンドではありませんね^^;
あと「DRIVE」をフルにしても
ファズサウンドになるわけではありません。
それとギター本来のサウンドも損なわない点も特徴ですね。
それと歪み方も個性的ですが、
歪みながらも、ギターそのものの音、
クリーンサウンドが鳴っている感じがします。
ちなみに「DRIVE」を上げていくと、
飽和感がでてくるのと、低域が強調されてきます。
ちょっとこの感じは、好き嫌いが分かれそう、、
万人受けするペダルではないかもしれません(苦笑)
あとはコンプレッション感が少なく、
出音が早いので、上手い下手がモロにでます^^;
ピッキングニュアンスが出しやすい分、
人によってはかなり弾きにくいと感じるかも^^;
色々な意味で面白いペダルです(笑)
ギターボリュームへの追従性・反応性について
反応性は非常に高いペダルなので、
手元で自在にゲインコントロール可能です。
またボリュームを絞った時も音がこもらず、
抜けの良いクリーンサウンドを奏でることができます^^
あと音の芯も残りますので、
腰砕けしない感じはかなり好みでした。
ブースターとして使いたい!
単体でも使えますが、
個人的にはブースターとして使いたいかな、と。
アンプをクランチ程度に歪ませた上で、
この「Red Llama」を踏む。
そうすることで、アンプサウンドに
ハリと煌びやかさを付加します。
ゲインブースターとして使うと、
これが実に気持ちの良いサウンドなんです^^
あ、エフェクターでクランチサウンドを作って、
ブースターさせるのもOKです♪
僕はOCDをブーストさせてみましたが、
結果は良好(※)でした(^^)
また「DRIVE」をゼロにすれば、
ちょっと高域寄りの音になりますが、
クリーンブースターとしても使えます。
ちなみにブーストさせた時でも、
ギターボリュームを絞った時の感じは
単体使用時と同様の操作感です。
ですので、「Red Llama」を
踏みっぱなしで音を作り、手元で
サウンドコントロールすることも可能です。
コストパフォーマンスが高いペダル!
音自体は独特なので、
好き嫌いは分かれそうですが、
クオリティ自体は高いペダルです。
ちなみに内部を除いてみるとこんな感じです^^
電池交換もしやすいですし、
筐体も軽く、そこまで大きくありません。
見た目も僕は好きです(笑)
そしてこの「Red Llama」、
中古まで視野にいれると10,000円もしないで買えちゃうんですよね^^;
一台持っていても面白いかな?と思います♪
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