1988年製、
日本製=Made in Japan(MIJ)!
「BOSS DS-2」レビューです^^
日本製の「BOSS DS-2」といえば、
「Kurt Cobain」「John Frusciante」の使用で知られる、
超メジャーなディストーションペダルですね^^
ペダルレビュー
1988年製、生産初期の日本製「BOSS DS-2」。
シリアルは筐体内部、
電池をいれるところに記載されています。
ちなみにこちらのサイトから、
生産された年を調べることができます。
現行品としても発売されている、
「BOSS DS-2」は台湾製ですが日本製の場合、
裏パネルのシールが「MADE IN JAPAN」と表記されています^^
サウンドレビュー
「BOSS DS-2」は2種類の
ディストーションを搭載したデュアルディストーションです^^
選べるモードは「モード1」と「モード2」。
モードの切り替えはツマミで切り替える他、
外部フット・スイッチで切り替えることもできます。
「REMOTO」ジャックから、
外部のフットスイッチに繋ぎます。
外部フットスイッチですが、
「BOSS FS-5L」がメジャーだと思いますが、
一応、「FS-5U(アンラッチタイプ)」でも、
踏んでいる間は切り替えはできます(笑)
「モード1」について
モード1はこれぞBOSSの、
王道ディストーションサウンドです。
この「モード1」ですが、
「BOSS DS-1」と同じではないんですよね^^;
ちなみに動画で使われている、
「DS-1」「DS-2」は両方とも日本製(MIJ)とのこと。
こう聴き比べても違いますが、
実際に比べてみても「違うな」と思います。
良し悪しは別として、
「DS-2」のほうがちょっと野暮ったい、
よく言えば「太さ」を感じます。
それと「モード1」は、幅広いゲイン設定が可能、
クランチサウンドまでカバーします。
こんな動画もありました^^
あと、ギターボリュームによる、
ゲインコントロール、ピッキングニュアンスもだせます。
個人的には「DIST(ゲイン)」が10時ぐらいまでのクランチサウンドが好きですね^^
「モード2」について
「モード2」は中域が強調された、
鼻をつまんだようなサウンドが特徴です。
ただ、「John Frusciante」のように、
「TONE」「DIST」をフルにして使いますと、
毛羽立ったディストーションサウンドが得られます^^
で、この「モード2」を使うなら、
やっぱり「TONE」「DIST」をフルにして使いたくなります(笑)
僕自身、鼻をつまんだサウンドがあまり好きでないのですが…
「TONE」「DIST」をフルに、
「LEVEL」を12時以上に上げた状態なら、
そこまで鼻つまみサウンドにはならないんですよね^^
またファズっぽさも感じれるサウンドも良いですね。
日本製と台湾製は何が違うのか?検証してみた
「BOSS DS-2」の日本製と台湾製は、
「音が違う」と既に色々な方が言及されています。
僕の感覚としても「音は違う」と思います。
そこで90年製、95年製、
台湾製の「DS-2」を用意、比較してみました。
何が違うか?ですが、極端な違いというより、
「出音のニュアンス」といったところでしょうか。
日本製のほうが「角がとれた感じ」、
「やや太さを感じる」「音に丸みがある」
「ファジーな歪みの質感」を感じます。
よく言われるシリコンダイオードと、
ゲルマニウムダイオードの違いが大きいのかも。
面白いのが台湾製でも、
ちょうど日本製から台湾製に移行する頃のもの、
90年製の台湾製であれば、日本製の頃の雰囲気を感じたことです。
これは「DS-1」の場合も感じますね^^
「DS-1」も実際に弾いてみると、
日本製のものと現行品の違いは顕著でした。
あと日本製の「DS-2」、
筐体のカラー、質感も違いまして、
より深みのあるオレンジ、落ち着いた色合いに感じます^^
この見た目の雰囲気も、
「日本製の音は違う」と思わせている、
要因の一つかもしれませんね( ̄▽ ̄)
もし機会があれば、
是非弾き比べてみてください^^
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