エフェクターボードを組む時に、便利なアクセサリーをちょっと紹介します^^
僕のエフェクターボードはこんな感じ。
バッキング~ソロ用として使っているのが、ボードの奥にある「Jettre Gear Jetdrive」であり、「Jetdrive」は見てのとおり、「Fuzz Factory」が手前にあります。
この「Jetdrive」の使い方ですが、左チャンネルは常時ONなので問題ありません。
ただ、右チャンネルのフットスイッチ、これはソロ用としてゲインアップ+音量アップ時に踏んでいます。
そうなりますと…
踏めないことはないですが、手前にある「Fuzz Factory」のツマミが動いてしまっていることがチラホラ…^^;
で、「Jetdrive」を底上げしようと考えました^^
エフェクターを底上げするなら
この時、エフェクターを底上げするために、「木片」やスポンジなども考えましたが結局、「MARUE Effector Stand」をチョイスしました。
写真左のマジックテープは、「Sonuus Wahoo」を固定するため、購入した「StageTrix Pedal Fasteners」です。
固定用マジックテープは色々ありますが、粘着性と様々な形状に対応できるとなると、「StageTrix Pedal Fasteners」はおすすめです^^
ちなみに「MARUE Effector Stand」は、もともと固定用のマジックテープが本体についています。
スポンジであれば、硬めのものを選ぶべきですが、僕も試してみましたが、加工時にぼろぼろと切った断面部分が汚くなったりと…手間も考え、こういった底上げ用のスタンド(アタッチメント)を利用することにしました。
すのこ上のペダルボードに底上げ用スタンドは使えるのか?
ただここで一つ懸念されたのが、現在使っているエフェクターボードで使えるか?という点でした。
僕はエフェクターボードに「Pedal Train Mini」を使っていますが、「Pedal Train」はボードのフレーム部分が「スノコ」状になっています。
すのこ上のエフェクターボードは配線などもスッキリするので、ペダルトレイン他、おすすめしたいエフェクターボードではあります。
ただ、この底上げ用スタンドの導入の際に懸念したのは、エフェクターボードの「スノコ」部分に設置できるか?ということでした。
で、実際に置いてみました。
「お!いける!」と思いましたが、残念ながら、、スノコにギリギリ乗らない、フィットしませんでした(T T)
で、結局どうしたかといいますと、こう置いてみました^^;
ちょっと安定性に欠けそうでしたが、気にせず、そのままペダルを置いてみました。
ペダルは右側のフットスイッチを踏むため、やや右寄りにペダルを配置、思ったよりも安定しました^^
あとケーブル関係も、ちょうどよい感じにまとまりましたね^^
肝心な点ですが底上げできたか、といいますと思惑通り、底上げできました^^
わずかに底上げされた状態ですが、この「わずかな底上げ」で格段と踏みやすくなりました♪
かなり便利ですので、エフェクターボードの奥にペダルを配置し、踏みにくい時は、便利でおすすめです!
おすすめしておきながら…現状、上記の物は現在売られておらず、この手のスタンドであれば、以下の3種類があります。
- APR-01L
- APR-02MTL
- ELECTRO-HARMONIX Pedal Riser
価格で比較すると、「APR-01L」「APR-02MTL」が低価格、こちらは愛曲楽器さんのオリジナル商品です。
- 寸法:幅70mm × 奥行き125mm × 高さ23mm
- 重量:146 g
- 寸法:幅70mm × 奥行き128mm × 高さ27mm
- 重量:150 g
「APR-02MTL」のほうが少し価格も高めですが、その理由は奥行きが3mm程度大きいため、横幅のあるエフェクターを底上げしたい場合や、高さも4mm程度、高くなるため踏みやすくなります。
高さを出したい方であれば、「APR-02MTL」をチョイスしましょう。
- 寸法:幅70mm × 奥行き125mm × 高さ26mm
- 重量:240g
「APR-01L」「APR-02MTL」の間を取ったようなサイズ感で、重量があり、価格も倍程度します。
つまり、底上げ用スタンドを試したい方であれば、「APR-01L」「APR-02MTL」を選ぶほうが良いでしょう。
とにかく、底上げ用のアクセサリー、本当に使うと便利だな~と実感はできました^^
エフェクターを固定するマジックテープでおすすめなアイテム
底上げ用スタンドもそうですが、エフェクターを固定するマジックテープでおすすめしたいのが、「3M デュアルロックファスナー」です。
こちら、厳密にいうとマジックテープとは違い、オス、メスがなく、パチパチとはめ込むタイプです。
少しお値段は高めで敬遠されがちですが、夏場でも接着面がベタベタになりにくく、固定する力もしっかりしています。
マジックテープタイプよりも長持ちするので、長い目で見るとコスパは高いと考えることもできます。
僕の場合、この固定力の高さを活かし、エフェクターボードの背面にパワーサプライを固定する時に使っています!
ケーブル他、綺麗にまとめたい時に便利なアイテム
パッチケーブル、DCケーブルなどを綺麗にまとめたい時、便利なアイテムがケーブルタイ、マウントベースです。
アマゾンでもセットで売られていますが、便利です!
マウントベースの背面は両面テープのような感じで、貼り付けもできます。
ケーブルタイが面倒という方は、使える場所は少し制限されるかもしれませんが、「ケーブルホルダー」を利用するのも一つ。
配線がぐちゃぐちゃですと、ノイズだけでなく、もし、パッチケーブルが断線、交換する際も手間がかかります。
すっきりした配線は見た目もかっこいいので、綺麗にしておきましょう( ̄▽ ̄)
エフェクターボードでマジックテープを使わないで固定できる物もある
エフェクターボードでもマジックテープを使わず、エフェクターを固定できる物もあります。
代表的な物として「Aclam Guitars(アクラムギター)」のエフェクターボードがあります。
アクラムギターの場合は専用のアタッチメントが付属しており、エフェクターを両端から挟み込み、固定する仕組みであり、アタッチメント樹脂のような素材のため、エフェクター自体にも傷が付きません。
実は僕もこのアクラムギターのエフェクターボードを利用していますが、マジックテープで止めるよりもしっかり固定できます。
エフェクターボードの背面にもパワーサプライなど設置も可能、僕の場合、バッファーも背面固定しています。
ボード自体の重みはありますが、エフェクターボードに角度がつけられる(調整可能)なため、底上げしなくても踏みにくいこともなく、堅牢なエフェクターボードを組み込みしたい方には、見た目も併せ、満足できるかと!
少し値は張りますが、マジックテープの貼り替え等も不要、アタッチメントもマイナスドライバーで固定するだけなので、エフェクターをよく入れ替えする、配置を変える方にはおすすめです!
固定用アタッチメントを採用したエフェクターボードでいえば、国内メーカーの「PEDAL BASE」もありますね!
何にせよ、ちょっとエフェクターボードとしては値段が高いのが難点ですが、使い勝手の良いエフェクターボードであることは確かです!
まとめ
以上、エフェクターボードの底上げ、また、組む時にあると便利なアイテムを紹介しました!
エフェクター底上げ用のスタンドは選択肢が限られますが、費用対効果も考えると現状、「APR-01L」「APR-02MTL」でしょうか。
また、今回紹介したアイテムは、使うエフェクターが決まっている方はもちろん、入れ替えが多い方でも、これらの便利アイテムは重宝するはず。
個人的にマジックテープで固定する、乗せ替えが多い方であれば、3Mのロックファスナーは便利かと!
お値段は少し高くなりますが、アタッチメントでエフェクターを固定できるアクラムギターのエフェクターボードあたりであれば、マジックテープ不要、ボードに角度をつけることもできますので、踏みやすさを理由に底上げする方であれば、底上げする必要もなくなりますよね!
エフェクターボードに関する便利なアイテムを見つかり次第、こちらで紹介していきます!
質問、ございましたらお気軽にお問い合わせ、TwitterのDMからどうぞ!また所長のエフェクターボードを紹介しているページも参考になれば幸いです!
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