はじめにいっておきますが、
かなり変わった歪みエフェクターです^^
正直なところ…
レビューするのをやめようかなと思ったほどです(笑)
ペダルレビュー
「Karma Suture」は4つのツマミ、
「Input」「Output」「Diodes」「Density」
を駆使することで、クリーンブースト、
オーバードライブ、ファズサウンドが作れます。
「Output」は音量ですが、
これ以外がまた、、レビューしにくいんです^^;
このツマミを触るとこうなります!
みたいなことが表記以上に説明しにくいツマミでして、、
NOSのPNPゲルマニウムトランジスタと
NPNシリコントランジスタ、さらにゲルマニウムとシリコンダイオード
が搭載されており、
これらを調整するみたいですが、
そんなことより、とにかく実際に触ってください…と言いたくなります(笑)
とりあえず、「Input」はゲイン設定、
「Diodes」が歪みのキャラクターを決める感じでしたね(笑)
こう書くと、音作りしにくい…
と思われそうですが、あくまでも、
文章にするのが難しいというだけです^^;
実際に触れば、わかると思います(笑)
サウンドレビュー
基本的に音はカタリンブレッドらしい、
輪郭がクリアで硬めの音です。
ツマミを触っていて思ったのが、
使えないポイントがあまりないんですよね。
このあたりの音決めのセンス、設計はさすがですね。
サウンドバリエーションについて
一番歪ませるとファズになりますが、
ゲインを下げれば、クリーンブースター、
オーバードライブ的にも使えます。
あと全体的に、
どこかファズのニュアンスが感じられます。
モダンな音ではなく、古臭い感じの音ですね(笑)
それもそのはず、この「Karma Suture」、
1970年代の「Harmonic Percolator」がベースになっているんですね。
復刻版も販売されているみたいですが、
「Karma Suture」は単なる「Harmonic Percolator」のコピーではないそうです。
で、「Karma Suture」ですが、
ファズサウンドは毛羽立った歪み方で、
ブリブリ系のワイルドなサウンドがだせますし、
グッと音が圧縮されたようなサウンドもだせます。
フィードバックサウンドが素晴らしく、
サスティンも良好です^^
ちなみに、発信する、
ブチブチ系ファズサウンドは出せません。
また、オーバードライブ的に使った時も、
スムーズ、コンプ感のあるドライブサウンドではなく、
ブリッとした、粒が粗め音でした(笑)
ただこれは、JC-120だったからかもしれませんが、
チューブアンプに繋ぐと印象が変わりそうですね^^
かなり独特、個性的なペダルであることは間違いありません(笑)
ボリューム、ピッキングへの追従性
追従性は予想していたよりも…それほど高くなかったです、、
ファズセッティングをした状態から、
ボリュームを絞ってきらびやかなクリーン、
といった感じにはなりません^^;
どちらかというとファズフェイス系というより、
トーンベンダー系に近いニュアンスを感じました。
またクリーンブースターとして使うと、
バリンと音の立つ、ニュアンスが付加できます。
ファズペダルでブーストさせる人なら、
この感じはハマるんじゃないでしょうか^^
まとめ
とにかく、触っていて面白いと感じるペダルで、
僕は終始ニヤニヤしながら弾いていました(笑)
是非一度、自分の環境で、
ファズ or ブースターとして試してみたいと思いました^^
人とは違った音を出したい、
そんなプレイヤーにも是非、弾いてみてもらいたいと思います♪
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