Aria Pro2 Backaroo、アリアプロのテレキャスターモデルをレビューします。
モデル名はBackaroo(バッカロー)といった読むのでしょうか…正解も意味もわかりません(笑)
今となってはジャパンビンテージと呼ばれるギターですが、情報が少ないためわからないことも多いギターです。
実は所長にとって特別なギターでして、人生で初めて弾いたエレキギターです。
もともとは友人O氏のものであり、初バンドに誘ってくれたのもO氏でした。
O氏宅で夜遅くまで、このギターを弾いていた記憶があります^^
プロになる!と、O氏が東京に引っ越しした時、譲り受けました。
「売るなよ!」と、念を押されたのもありますが、手放さずに今日まで手元に残っています(笑)
マツモク工場で作られた80年製のテレキャスター
所長が所有するAria Pro2 Backarooは、1980年製マツモクで製造された1本です。
マツモクといえば、質の良いギターを製作していたといわれ人気があります。
マツモクは長野県にあった工場ですが既に存在していません、、
ご覧のとおり、現状はピックガードが外され、全体的にキズもあります。
ピックガードがない理由は、そのほうがカッコいい!と友人が判断したためです。
僕もこれはこれで見慣れていることもあり、そのままにしています。
ネックグリップも握り応えのある、Uシェイプです。
ボディはおそらくアッシュではなく、センでしょうね。
フレットもかなり減っていまして、リフレットしないといけない状況であり、もはやライブでは不安で使えない状態です(笑)
現状はコンデションが悪いのでメンテナンスをして、ちゃんと使ってあげないと友人に怒られますね(笑)
ジャパンビンテージといえば、トーカイやグレコは人気があり価格も高い中、Aria Proは安く手に入ります(笑)
アリアプロといえば、PEシリーズなど良いオリジナルギターもあり、評価もされています。
実は以前、プロトタイプのPEは持っていましたが良いギターでした( ̄▽ ̄)
ハイクラスなモデルではないですが鳴りも良く、気持ち良く弾けるギターです。
当時のAria Pro2にはディマジオピックアップが搭載されている
当時のAria Pro(アリアプロ)2には、ディマジオピックアップが搭載されています。
このBukarooの場合、リアピックアップのみディマジオ製と思われます。
明言できない理由は、ピックアップ自体に刻印などがないためです。
ただし当時のカタログの情報や、ピックアップが4芯構造になっていることからディマジオ製と判断してます。
カタログを見ますと、ギターの型番はTE-500CDで当時の価格が50,000円。
リアのみプリ-BSテリーと書かれていました。
所長としては、Fender Japanに搭載されているテキサススペシャルより好きな音がします。
テレキャスターらしいサウンドが鳴らせるジャパンビンテージギター
Aria Pro2 Backarooですが、とにかく太くて芯のある音、ミックスポジションもテレキャスターらしいサウンドが鳴ってくれます。
フロントピックアップでも、こもらないサウンドも良いところです。
オリジナルのままでも不満はなかったのですが、フロントピックアップ用にLollar Pickups Royal Tに換装しています。
フロントピックアップを、Lollar Pickups Royal Tに換装してみたサウンドが以下の動画です。
結果、いずれにせよギター自体の鳴りも良いこともあり、バリンッと弾けるようなサウンドが鳴ります。
今考えれば、初めて触ったギターが良い音をしていたわけで、耳も鍛えられた可能性がありますね(笑)
このBukarooは友人のメインギターであったこともあり、その後にフェンジャパのテレを買わされました(笑)
ギターとベースの違いも見分けられない超初心者で言われるがまま、買ったことが懐かしいです。
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