プレキシ系ペダル、
「Tech 21 Hot-Rod Plexi」レビューします!
「Tech 21 Hot-Rod Plexi」は、
2013年にアメリカで限定発売されたモデルを、
チューニングしたエフェクターとのこと。
そして、なんでもこのモデル、即完売だったとか^^;
この触れ込みを知ってから、
早く弾きたい!と思わされました(笑)
それと「Tech21」で「Marshall系」というと、
「British」がありますよね。
これがなかなか良く出来たペダルだったので、
この「Tech 21 Hot-Rod Plexi」もかなり期待のペダルでした^^
サウンドレビュー
「Tech 21 Hot-Rod Plexi」ですが、
ドライブチャンネルとブーストチャンネル、
2チャンネル仕様となっています。
ブーストチャンネルは単体では使えません。
変わっているのがフットスイッチで、
一時期の「Lovepedal」で採用されていたような、
非常に軽い踏み心地のスイッチです。
あと両フットスイッチ間が離れているので、
間違って踏んでしまうようなこともないと思います(笑)
さて、この「Hot-Rod Plexi」、
メーカー説明では、
68年製Plexiの入力からスピーカー出力端子までの音を再現
とのこと^^このことを知った時、
僕はかなりワクワクしました(笑)
試奏は「ストラト&JC-120」でしたが、
「JC-120」でもMarshall系サウンドは得られました^^
でも、プレキシ系か?といわれると、
ちょっと違うかな?と試奏レベルでは感じました(笑)
でも価格帯からみれば、
完成度はかなり高いモデルだと思いますし、
プリアンプ的にも使えます^^
ドライブチャンネル「Stock」について
左のフットスイッチがドライブチャンネル、
「Stock」と呼ばれるチャンネルです。
コントロールで特徴的なのは、
「Tone」と「Punch」のツマミです。
この2つのツマミで、
高域から中域の出方を調整することができます。
特に「Punch」は中域を調整できますが、
かなり派手に効きます(笑)
ドンシャリサウンドから、
強烈に中域を押し出した鼻詰まりサウンドまでカバーします。
個人的に「Punch」は1~2時程度、
それ以上上げると、バイト感が損なわれる印象がありましたね^^;
「Tone」は上げていくと、
太さはある程度保たれたまま、
ソリッド感あるドライブサウンドが得られます。
この2つのツマミで色々なサウンドが作れますよ^^
「Drive」は歪み量を調整しますが、
ゲインレンジはかなり広く、結構歪みます(笑)
クリーン~オーバードライブ、
ディストーションまでカバーします。
クリーン~クランチぐらいまでの音は、
結構好みの音がしていました♪
ただ、、歪ませていくと…
音の立体感に欠ける、物足りなさを感じました^^;
ちょっとコンプレッションの効いた歪み方なので、
そう感じたのかもしれませんけどね、、
個人的には…「British」を弾いた時ほどの、
感動は得られなかったのがちょっと残念でした、、
あと「Drive」はゼロにすると、
なぜか…音が出なくなります^^;
それと「Level」はかなり音量を稼げますので、
気を付けないと…爆音になります(笑)
ブーストチャンネル「HOT」について
12AX7を一個追加した時のようなサウンドが得られる、
最大28dBのブーストが可能とのこと。
踏んだ時の印象をザックリいうと、
グッと、コンプレッションが効いたサウンドが得られました。
踏むと音量よりも歪みが増しますので、
ドライブチャンネルの前段でブーストさせている感じを受けました。
ちょっと気になったのは「ノイズ」です^^;
このブーストチャンネルは、
「HOT」のツマミで調整できますが、
上げていった時の…ノイズが多いんですよね^^;
あまり上げれないかな、、と思いました。
ですので、もし使うなら…
ドライブチャンネルをクランチ程度で、
ブーストチャンネルで歪ませる使い方が良さそうに感じました^^
ボリュームへの追従性について
これは良いです^^
ボリュームを絞ればクリーンになります。
ただ、、ボリュームを絞った時の感じは、
「Lovepedal」や「Jetter Gear」のほうが好みでした^^;
ちょっと…音のコシが足りないかな、
と感じてしまったからです、、
悪くはないんですけどね^^;
でも「Tone」「Punch」でかなり追い込んだ、
音作りはできそうなので、手元においてじっくり試してみたいですね^^
コメント