「Crazy Tube Circuits Splash MkII」
エフェクターレビューです^^
この「Splash MkII」はデジタルリバーブです^^
ちなみに「Crazy Tube Circuits」、
ギリシア、アテネのエフェクターだそうですね。
アテネといえば「JAM」といい、
何気に良いペダルブランドがありますよね!
サウンドレビュー
あまり知られていない?かもしれませんが、
これ…かなり良いです!
ハンドメイドで作られたリバーブペダルです。
人気のリバーブといえば、
「Strymon Bluesky Reverb」がありますよね。
この「Splash MkII」、
「Strymon Bluesky Reverb」のように、
過激な効果や様々なリバーブサウンドは得られません。
でも…
ダイレクト音をエフェクト回路に通さず、最終アウトプットのミキサー回路でウェット音とMix。パラレル・ルーティングは、リバーブを使用する際にデジタル回路を経由することで僅かに発生するドライ音(ギターの原音)の劣化を解決する手段として用いられます。
…とメーカー説明にあるように、
本当に原音を損なわずにリバーブ効果、
奥行き感を付加してくれます^^
出音も「Bluesky Reverb」より加工感を感じません。
僕は「Strymon」よりも、
この「Splash MkII」のほうが好きでした♪
そして各コントロールも
設定できる範囲が非常に実用的、
セッティングに悩むこともないと思います。
各コントロールについて
「Excite」「Decay」
「Volume」「Mix/Kill Dry」
そしてモード切替のトグルスイッチです。
「Excite」はトーンのような感じで、
音の明瞭さをコントロール、「Decay」は減衰音を調整します。
「Decay」はMaxにしても、
アリーナリバーブやケイブリバーブのような
深いリバーブサウンドにはなりません。
トグルスイッチはリバーブのかかり具合の調整、
Mode1のほうがやや長めのリバーブがかかりますが、
そこまで露骨に変わる印象はありませんね。
…で、とにかくこれらのツマミ、
使えないポイントがないんですよね^^
デジタルリバーブだそうですが、
そういった感じはしなかったんですよね♪
「Mix/Kill Dry」は原音とのミックス量、
ツマミを引っ張ると「Kill Dry」モードになり、エフェクト音のみ出力します。
そして面白いのが「Volume」。
これは原音と1:1にすることもできますし、
音量も上げることもできます。
大体9時ぐらいで原音と1:1、
最大+20dBのブーストが可能です^^
この「Volume」は原音を損ねないことから、
リバーブをかけなければクリーンブースター、
アウトプットバッファのような働きもしてくれます。
特に「Excite」の設定次第では、
僅かですが暖かみや煌びやかさを出音に付加させることもできますよ。
まとめ
これなら常時ONにして使いたいと思わされました^^
正直…これ、欲しいです^^;
スプリングリバーブやプレートリバーブ等といった、
多様なリバーブサウンドや飛び道具的な音を出せません。
そういったことなら「Bluesky Reverb」でしょう。
でも原音を重視しつつ、
リバーブをかけたい人なら迷わず、
この「Splash MkII」はおすすめです^^
コメント