「6 Degrees FX Sally Drive Classic」
エフェクターレビューです^^
以前レビューした「Rodeo Drive」同様、
拘りに拘りまくって作られたハイクオリティなオーバードライブペダルです^^
ペダルレビュー
オーバードライブとブースターの2in1タイプ、
ブースターは後段に配置されています。
また「Sally Drive」の内部トリマーは、
ブーストボリュームを0〜15dBコントロール可能です。
ブースターはドライブセクションの後段に配置、
ブースター単体での使用も可能です。
サウンドレビュー
アンプはJC-120、
ギターはストラト、リビエラです。
第一印象では「Rodeo Drive」より、
各ツマミの効きが素直で使いやすい印象はありました(笑)
ゲインレンジはあくまでもオーバードライブ。
ブースターも後段に配置されているので、
ゲインブーストのような感じには作用しないため、
ディストーション的なサウンドまでカバーしたい人向けではないかも^^;
TS系ペダルと聞いていましたので、
手持ちの「OD808」と比較してみましたが、
これはもう…基本的にTS系じゃないな、と(笑)
確かに中域に粘りがある、
オーバードライブサウンドですが、
もっとオープンでレンジが広く、艷やかでダイナミクスな音でした。
そういった意味で、
よりアンプライクなサウンドといえるかもしれません^^
ただトーンを絞れば、
まろやかでツルンとした、
TS系っぽいサウンドも作れないこともないです。
でもTS系のミッドレンジの張り出し感が苦手…
なんて人にも使ってもらえそうです。
あとサウンドキャラクター的には、
高域寄りでピッキングなどへの反応性はすこぶる高いです。
この辺は「Rodeo Drive」でも感じましたが、
メーカーのサウンドカラーなのかもしれませんね(笑)
それとブースターセクションはクリーンブーストです。
ハリ感の煌びやかさのある音なので、
常時ONにして使用するのもありじゃないでしょうか。
デフォルトの設定でも結構音量が上がりますので、
特に調整しなくても使える印象でした^^
別モデル「Advanced」もある!
ちなみに「Sally Drive」には、
「Advanced」というモデルがありますが、
こちらはよりアンプライクなペダルだそうですね。
一応位置付けとしては、
この「Classic」がアンプのゲインブースター的らしいです。
確かにアンプのサウンドに加工感を加えない、
という観点ですと、この「Classic」は優れていると思いました^^
…でも、プリアンプ的にも使えないことはない、
と僕は思いましたけど(笑)
とにかく、出音の早い、
レスポンスに優れたペダルでした。
まとめ
やんちゃな感じの「Rodeo Drive」に比べ、
優等生タイプなペダルです(笑)
あとゲインレンジが限られる…
アンプがクリーンの状態でかなり歪ませる、
ディストーション的に歪ませたい人向けではないです^^;
音自体は好きでしたが、
もうちょい歪むなら…欲しくなっていたかも(笑)
あくまでオーバードライブ、
ということを念頭にチョイスしてもらうと、
満足度も高くなるんじゃないでしょうか^^
ちなみに見た目はすごくカッコいいです。
しかもライン部分は「Rodeo Drive」のような…
シールではなく…塗装なんですよね!
「Rodeo Drive」がこのルックスだったらよかったです、、(笑)
コメント