「J.ROCKETT AUDIO DESIGNS .45 Caliber」
エフェクターレビューです^^
「J.ROCKETT AUDIO DESIGNS」は、
あの「Rockett Pedals」の傘下ブランド、
「ARCHER」で知られるメーカーですね。
この「.45 Caliber」、
NAMM 2016で発表されたツアーシリーズの一つです。
「Marshall JTM45」を狙った、
国内に入荷されてきたモデルの一つです。
個人的に「JTM45」系は好きなので、期待していたペダルの一つでした。
ペダルレビュー
コントロールは4つで、
- LOUD:音量
- Gain:歪み量
- Treble:高域調整
- Bass:低域調整
どのツマミをわかりやすい効きをしてくれます。
筐体自体は同ブランドの、
「ARCHER」と同じものを採用していることもあり、
質量感はしっかりしています。
ジャックなどは筐体上部に配置、
エフェクターボードに組み込む際には便利かと。
駆動は電池、もしくはセンターマイナス9Vです。
サウンドレビュー
僕が知っているJTM45系、
「Gold 45/100」や「Box Of Rock」
と比べると音圧、低域の出方は大人しかったです。
ゲインレンジはクリーン〜オーバードライブ、
他のJTM系とそこまで差異を感じません。
ただ「Gold 45/100」「Box Of Rock」に比べ、
粗い感じやファジーさ、変に低域が膨らまず、
滑らかに歪んでいく印象でした。
どちらかというと、
「Menatone Blue Color」に近いかも。
また飽和感もそこまで感じないため、
「JTM45系」とはいえ、かなり扱いやすいと感じました。
ちなみにTreble、Bassは、
基本12時の位置からスタートし、
足し引きしていく感じで音を作っていけます。
この2つのEQは効きも滑らかなので、
すごく使いやすかったですね^^
プリアンプ的にも使える一台
JTM45系というだけあり、
プリアンプ的にも使える印象はありました。
ただし、露骨に原音を変えるのではなく、
JTM45系の音質感を付加してくれる感じですね。
またギターはストラトで弾きましたが、
Gainフルでもギターボリュームを絞れば、
クリーンまで歪みを落とすことが可能です。
ボリュームを絞った時のクリーンは、
「Gold 45/100」に比べると、
ハリ、艶感はやや劣る印象はありましたが、
パリッとした高域の鳴り方はバッキング向きかもです^^
まとめ
他のJTM45系に比べると、
暴れた感じは弱いかな?というのと、
ギラツキ感は弱めですが、実際使うとなると、
このぐらいのほうが扱いやすいかも。
反面、ちょっと大人しいと感じるかもしれませんが^^;
ただJTM45系ペダルにみられる、飽和感や音圧感がちょっとだけ苦手、
でも音質は好きなんだよなぁ…なんて人にはちょうど良いかもしれませんね^^
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