この「SUPER SIX GREY GHOST」、
以前レビューした「Stevie Mod」のバージョン違い、
日本入荷25台とのことですね。
ペダルレビュー
ツマミは「ボリューム」「ゲイン」、
「トレブル」「ベース」の4つ。
ゲインは最小でクリーンに近い状態になり、
最大でオーバードライブ程度の歪みが得られます。
ただゲインはゼロではなく、
1~2ぐらいに上げたほうが音にハリ感はでます。
ゲインを上げた時の音は、
「Stevie Mod」と比べると、
確かに中域はそこまで強調されず、
コンプ感は弱めになっている印象でした。
そのためか「Stevie Mod」より、
歪まない印象も持ちましたね。
「トレブル」「ミドル」は緩やかですが、
最後の二目盛りぐらいでグッと効きが増します。
「トレブル」上げていき、
バキンと鳴る感じはフェンダーらしさを感じますね。
「ベース」は上げていくと、
太さを伴いつつ、MAXにすると、
暑苦しさ一歩手前ぐらいまで低域は強調されます。
どのツマミも連動しての音決めですが、
基本的には12時からスタート、もしくは、
MAXの状態から削っていくのもありですね。
ちなみに「ゲイン」を下げた時は、
「トレブル」「ベース」は上げたほうが、
しっかりとしたクリーンが鳴る印象でした。
ノーマル「SUPER SIX」と比較してみた
今回は「SUPER SIX」とガチで比較してみました。
…というのもノーマル「SUPER SIX」、
すごく良い感じのクリーンを鳴らせるのですが、
歪まないというのが難点でして、、
ノーマル「SUPER SIX」の音そのままに、
ナチュラルに歪んでくれれば…
しかし期待した「SUPER SIX」独特の、
艶・ハリ感を伴ったままは歪んでくれませんでした、、
決して音が悪いわけではないのですが、
比べると立体感・奥行き感が物足りないなぁ…と。
せめて「ゲイン」を下げた時、
「SUPER SIX」同様のクリーンサウンドが得られば…
とも思いましたがそれも叶いませんでした^^;
オーバードライブペダルとしては優秀
僕が望む音ではなかったのですが、
オーバードライブペダルとしては優秀です。
アウトプットレベルは高いので、
クリーンブースターとしてはもちろん、
良質なクランチプリアンプペダルとしても使えます。
ピッキングへのレスポンスも良く、
ギターボリュームを絞った時でも、
腰砕けしないクリーンが得られるのは、
「Lovepedal」らしいですね。
また「Stevie Mod」よりは、
「SUPER SIX」に近いサウンドには感じましたね。
それと「Flat Mids mod」と言うだけあり、
「Stevie Mod」よりフラットな歪みなので、
聴感上、ダイレクト感ある音に僕は感じました^^
まとめ
期待しすぎたのもありましたが、
ちょっと残念だったのは確かです、、
それと思ったことが、
昔の「Lovepedal」に比べると、
ヴィンテージアンプっぽさが弱くなった…
そんな気がするのは僕だけでしょうか。
ただその分、弾きやすく、
使いやすくなったのはありますけどね^^
ちょっとモダンなフェンダー系サウンド、
そんな印象のペダルでした。
ちなみに普段使っている「Sick As Overdrive」や、
「Fish Factory」とも比較しましたが、劣るものではなかったです。
この2機種を持っていなければ、
レア度も含め、購入していたかもですね^^
コメント
こちらでは2度目のコメントかと思います。
今更、こちらへのコメント失礼します。
昨年、オーバードライブペダルを、
本当に気に入っているもの4台以外を断捨離したのですが、
ヤフオクでこのモデルが1万3千円台即決であったので、
こちらのレビューを参考にし、ポチりました。
届いて音出ししたところ、気に入りました。
ブラックフェイスのスーパー6とは質感が違いすぎますが・・・。
個人的なざっくりした印象は、
同社のEternityとtimmyを足して2で割った感じです。
自分にとってツボに入ったペダルなので、
今後、手放す事はないでしょう。
改めて、レビュー、ありがとうございました。
あと、ご参考までに・・・なのですが、
今年になって、ふたつのペダルを中古で入手しました。
一つが、TRIAL PockTSでして、
軟らかい質感の819とは違い、
明るめでパンチがあって気に入りました。
もう一つがノーマークだった、
BOSS OD-2rのターボオフモードです。
SD-1より太くTS-9よりやや重心が上で、
ディスクリート回路の為かややノイズも少なめで、
ギターのヴォリュームでクリーンにもなります。
もしも機会がありましたら、
試されてはと思いました。
長文、失礼しました。