「BINSON Echorec」の
レプリカモデルとして、評判の良いペダルをレビューします!
僕も以前に「Echorec」系の
ペダルを物色していた時にこのペダルを知り、
この音を聴いて再現性を含め、
相当に期待していましたがようやく弾くことができました^^
ペダルレビュー
真空管を内蔵、
PT2399系のディレイエコーペダルです。
各ツマミの機能は、
- Bass~Treble→トーン
- Age of Damage→減衰音の調整
- Volume Echo→ディレイ音の音量
- Length of Swell→リピート回数
- Echo→ディレイタイム(60~660ms)
といった感じですが、
僕的に使えないところはない印象で、
セッティングに困ることはなかったです。
非常にシンプルに音作りはできるかと。
それと筐体サイドには、
4つのDIPスイッチがありまして、
入力レベルやエフェクトサウンドの設定が可能です。
要するにキーボードなどにも対応、
↓このようなセッティングにすると、
ギターで使用する設定で、
エフェクトオフ時に残響音を残す、
いわゆる「テイル」機能を持たすことも可能です。
それと電源は外部電源のみで駆動、
公式サイトを見てみますと、
- 9-12VDC Max
- Max 290mA
とありますが国内販売では、
250mAでも動くと記載されていますね。
ちなみに僕は今回、
国内販売店で推奨の「CAJ PB12DC9-2.1」でテストしました。
サウンドレビュー
今回レビューにあたり、
僕が所有する「Echorec」系ペダル、
と比較してみました。
まず機能面で比べみますと、
「Echosex 2」はマルチヘッド機能はないので、
残響音のリズムパターンは選べません。
またトゥルーバイパスへの切り替えもありません。
なので基本この「Echosex 2」は、
シンプルなエコー(ディレイ)サウンド、
そして、プリアンプを通した音になりますね。
…で、エフェクトオフ時、
このプリアンプを通した音が結構変わります。
「Echosex」のほうが変化は大きく、
柔らかく、やや中域が持ち上がったような丸い音になります。
このバイパス音ありきで直列に繋ぎ、
音作りをしてしまえば良いかもしれませんが、
好みが分かれるところかもしれませんね。
またファズと絡めた時ですが、
原音と絡む感じは「Echosex」が良いのですが、
音量が下がってしまいがちなのは…個人的には扱いにくいとは感じました。
この原因は分かりませんが、
「Echosex 2」がそこまでの過大入力に
対応していないのかもですね^^;
ただ、オーバードライブと組み合わせた時や、
それこそクリーンサウンドだと、
ずっとかけっぱなしにしておけそうな…
とにかく非常に馴染みの良い、
心地よいエコーサウンドなので、
個人的にはハマってしまいそうな…好きな音でした^^
また動画では触っていませんが、
「Age of Damage」を調整することで、
残響音の音程を怪しく…幻想的な揺れ感に操作できますね。
あと僕の環境では、
そこま気にならなかったのですが、
ノイズが気になる(※)…という話も聞きました。
電源周りもCAJではなく、
アイソレート(独立)された、
パワーサプライでも発生したそうなので、
アンプなど、環境によっては生じるのかもしれませんね^^;
まとめ
エコーサウンドのクオリティでいえば、
現状で販売されているものの中では、
トップクラスじゃないでしょうか^^
おそらく…
これを超えるものとして期待できるのは、
2017NAMMで「T-rex」が発表した「Echorec」が期待できるかどうか。
あと音には全く関係ないのですが、
電源を入れると文字が光るため、暗闇だと…
相当にカッコよいです( ̄▽ ̄)
もし環境に左右されず使いたいなら、
「Catalinbread Echorec」が良いかもですが、
純粋にエコーサウンドを聴いた時には、
予想通り「Echosex」のほうが魅力的な音でした。
もし僕が使うなら、
クリーン主体で鳴らす…
そんな時に是非使ってみたいですね^^
コメント
はじめまして。ファズと合わせた時ですが、DIPスイッチでアウトプット、インプットゲインを上げた状態でも音量は小さくなるんですか?
こんにちは!色々とやりましたが下がった記憶があります。何か回避する方法があるかもしれませんが、、