「BEHRINGER SF300 Super Fuzz」
ベリンガーのスーパーファズをレビューします。
以前から気になっていたものの、
手に入れるまでは至っていませんでしたが、
レビューリクエストがきっかけでこの度手に入れてみました。
既に多くのレビューを見かけますが、
僕なりに感じたことをレビューしておきたいと思います。
ペダルレビュー
3000円未満で買えるファズとしてはかなり多機能な一台です。
仕様を見る限り、
「BOSS FZ-2」のコピーともいわれていますが、
ちょっと手元にないので比較はできません^^;
ペダルを見ていきますと、
ファズは2モード、それとブースターモードが選べます。
EQもトレブル、ベースが搭載されていますし、
効きも良いので思っていた以上に調整が効くペダルですね。
あと仕方ないとは思いますが、
どうしても音痩せといいますか…繋いだだけで、
やや中低域が削られる感じはあります^^;
気になる人は気になるレベルだと思いますが、
値段帯からすれば目をつぶってあげたいところですね^^;
ちなみに最近のBEHRINGERはパッケージもこんな感じで、
意外とちゃんとしていて、
筐体も思っていたよりもチープじゃなかったです(笑)
ファズモードについて
ファズは2モードありますが、
FUZZ1とFUZZ2でかなりキャラクターは異なります。
- FUZZ1
→中域をプッシュしたサウンド - FUZZ2
→ドンシャリ系サウンド
といった感じです。
このサウンドバリエーションは、
「Roland Beebaa」を彷彿させますが、
国産ファズの古臭い音とは違い、モダンな音に感じました。
ですので、もっとやんちゃでノイジーなファズ、
と思っていましたが、結構優等生な音だったので拍子抜けしました(笑)
こんなのを見ちゃうとすごく良さそうですが、
使い方次第かもしれませんが音の芯が潰れる傾向があるなと、、
使い方によってはアンサンブルの中だと抜けが悪いかも^^;
(Fuzz Factoryなんかもそうですけど笑)
個人的にはドンっと前に出てくる、
汚くも迫力のあるファズサウンドが好みなので、
好みとちょっと違うかなぁ、、というのが正直なところでした。
ただパワーコードなどで、
グシャーと空間を埋めたい場合なんかに良いでしょうね。
それと両モードとも、
ファズフェイスのようにギターボリュームで、
クリーンになるようなことはなかったですね^^;
マルハチさんのレビューでは、
初期「SF300」はボリューム操作でクリーンになる、
とのことなので…現行品のものに限っての話かもしれませんね^^;
ブースターモードについて
このモードはおまけではなく、普通に使えます。
アウトプットレベルもかなり高く、
エフェクトをオンにした時の押し出し感はかなりのものです。
基本的にはクリーンブースターとして機能しますが、
バリンとした質感を伴ったブーストサウンドを得ることが可能です。
真空管アンプをプッシュさせた時のサウンドはなかなか良かったですね^^
トレブル・ベースのEQもしっかり効くので、
このブースターモードだけを目的に買っても良いかもです^^
まとめ
ファズにこだわりのある人でも、
なかなか面白い、興味深いペダルかもしれませんが、
「ちょっとファズに興味がある人」
「初めてのファズ」
にも良いペダルだと思いますし、
もしくはクリーンブースターとして、
ファーストチョイスにしても十分にありでしょうね!
とにかく低価格なので…
ファズ好きならとりあえず持っておいても良いペダルだと思います^^
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