「Caroline Kilobyte Delay」
エフェクターレビューです^^
個人的にすごく気になっていて、
一時期本気で手に入れようか悩んだ、
アナログライクなデジタルディレイです。
今回はありがたいことに、
友人が貸してくれたものをレビューしたいと思います!
ペダルレビュー
「Caroline」のペダルって…
どれもそうですが全く意味不明のツマミ表記が特長ですよね(笑)
ただこの「Kilobyte Delay」に関しては、
ツマミを触れば大概理解できると思います。
特長的なのが右上の「Attack」ツマミで、
ディレイ音に倍音感を加えるといったものだそう。
なんでもこの「Attack」は、
+21dBのブースト・プリアンプ回路でPT2399チップを叩くことでファットで倍音の強いリピート音を演出する
とのことですが、わかりやすくいうと、
残響音に歪みが加わるといった感じですね^^
ただ歪みとはいっても、
ディストーションのように深く歪みではなく、
暖かみのある歪みが僅かに足される感じなので…
ナチュラルで耳障りな感じはありません^^
ディレイタイムは「最大約500msec」、
リピートも長めに設定できるなど実用的な効きをしますし、発信もします(笑)
筐体中央にあるツマミ「TACOS」は、
残響音にモジュレーションサウンド、揺らぎを付加してくれます。
全開にしても使えないほど過激な効かないので、
変態系サウンドは作れないです(笑)
フットスイッチは2個ありますが、
「HAVOC」はタップテンポではなく、
ディレイ音をフィードバックさせるためのもの。
フットスイッチを長押ししている間、
弾いた音をバックに鳴らし続けることが可能、
幻想的な空間を作ることができます^^
ツマミをいじらずとも足元で、
こういった音をコントロールできるのはなかなか面白いです。
強いていえばタップテンポも…
コントロールできれば最高だったんですけどね(笑)
サウンドレビュー
個人的には好きな感じのディレイでした^^
適度にローファイな感なので、
埋もれ過ぎず、主張し過ぎない、
正にかけっぱなしでも違和感の少ないディレイペダルです。
僕はこの動画でかなりやられました(笑)
ちなみに手持ちの「Deep Blue Delay」系ペダルと比較してみましたが、
ローファイディレイとはいえ、
「Kilobyte」のほうが原音はクリアに響く印象でした。
あくまで僕個人の好みですが、
ディレイタイムを気にせず使えるのは、
「Deep Blue Delay」かな?とは思いました。
ただし「Kilobyte」のほうが、
歪ませた時でも残響音の際立つので、
バランス良く使える印象はありました^^
あとデジタルディレイ系と比べ、
そこまでディレイ音が立つわけではないので、
ナチュラルな残響音が得られましたね^^
まとめ
結果として僕は購入には至りませんでしたが、
買っても後悔しなかっただろうなと思いました。
ローファイとはいいつつもローファイ過ぎず、
かといって主張しすぎることもないディレイと…
かなりおすすめできるペダルです^^
「Caroline」は「Haymaker」といい…
良いペダルを送り出してきますわ(笑)
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