Proco RAT 1984

commentary

Proco社の初期RAT、通称「Large Box」「Big Box」.

回路、基板、定数などはRAT1と同様.

本機とは別に所有している82年製のLarge Boxとは音の傾向が違い、ガッツがある感じではなく大人しめな印象.

RAT全般、バラつきはそこそこ大きい事でお馴染みですが、部品の型番や定数は基本的には揃えられています.ですが、メーカーが統一されていなかったりとバラつく要素は多々あります.

バラつきを愛する身としては、むしろ「この抵抗とこのコンデンサの組み合わせの個体はきっとこんな音がするはず」等の妄想を楽しんでいます.

ローゲインでプリアンプとして、ハイゲインかつフィルターを開いてfuzzyに、勿論ディストーションとして、などなど、非常に幅広く使える音作りが出来る機種だと思います.

component

Opamp:LM308N (National Semiconductor)

FET:2N5458 (Motorola)

Diode:1N4148 (unknown)

Electrolytic capacitor:marcon & Matsushita

Pot:CTS

Foot Switch:Arrow

Jack:Switch Craft 

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