世界限定生産5000台!20周年記念のフルドライブ、
仕様も変わり発売されたアニバーサリーモデルとなります!
20周年アニバーサリーモデル、「Fulltone FULL-DRIVE 3」、気になっていたものの、店頭では売り切れだったり… なかなか弾けなかったのですが、ようやく弾けました^^
サウンドレビュー
歪みのキャラクターは2種類、
「90’s」「WIDE ASYM」の選択可能。
またブーストチャンネルには、
「DYNAMICS」ノブの追加、さらには、
単体で使用可能になり、ブーストの位置も、
「プリ・ポスト」で選べるなど。
随所に仕様変更が施されています。
また出音からもフルトーンの、
「本気さ」を垣間見ることができました^^
「FULL-DRIVE 3」、
今までの「FULL-DRIVE」とは、
良い意味で違う音、新しい音ですね!
僕はバージョン違いで、
「FULL-DRIVE」を持っていましたが、
- 初期青バージョン(1998年頃)
- 10周年記念モデル(赤)
- 白バージョン限定モデル(3モード切替搭載)
など、あと初期銀箱(3ノブ、4ノブ)も弾いたことがありますが、
今回発売された「FULL-DRIVE 3」が一番好みでした(笑)
ちなみに試奏環境はストラトキャスターに、
「JC-120」「Marshall JCM2000 DSL-100」でしたが、
どちらのアンプでも相性は良いと感じました♪
今回の「FULL-DRIVE 3」、今までの「Full-drive」に比べると、アンプに左右されにくくなっていると感じました(^^)
ドライブチャンネルについて
ドライブチャンネルの音ですが、
TS系ODサウンドであることは間違いないが
全体的にワイルドなサウンドに仕上がっている
かな、と。
これは往年のTSサウンドを再現している「90’s」、
新しいモードである「WIDE ASYM」、双方ともにいえますね。
新モード「WIDE ASYM」チャンネルについて
「WIDE ASYM」ですが、ワイルドかつ、
ワイドレンジなドライブサウンドが得られます^^
また「WIDE ASYM」チャンネルだと、
「90’s」よりも反応性も上がるのが特徴ですね。
そのため、手元でのゲインコントロール可能です。
さすがに「Drive」をフルにすると難しいですが、
クランチサウンド、大体1~2時ぐらいまで(※)
であれば、ギターボリュームを絞れば、クリーンサウンドになります^^
※アンプ側は完全にクリーンの状態です。
そういえばこの「WIDE ASYM」の音の感じ、
同ブランドの「OCD」に似ているかも?と思いましたが、
実際に「OCD」と比べてみますと、
「OCD」ほどローと音圧感はありませんし、
ギターボリュームへの反応性は「OCD」が勝りますね^^
でも「Full-Drive 3」の
「WIDE ASYM」チャンネルのほうが、
- 音が太く、コンプレッション感も弱め
- 弦音のニュアンスは表現しやすい
と感じました。
そんなこともあり、個人的には「WIDE ASYM」チャンネルの音が好きでしたし、このチャンネルの音だけでも「Full-Drive 3」を手に入れる価値があると思いました^^
ブーストチャンネルについて
ブーストチャンネルですが、
今までの「FULL-DRIVE」とは明らかに違いました。
それは歪みセクションの前後に、
ブーストチャンネルは配置できることや、
単体で使えるといったことはもちろんですが、
基本的に音量が上がっている点です。
ドライブチャンネル
→ブーストチャンネル(OD→BOOST)なら、
音量は上がるのは当然のことですが、
そうではなく、、
ブーストチャンネル
→ドライブチャンネル(BOOST→OD)の時なんです。
すなわち、
ゲインブースターとして利用したときでも、
音量が上がるというわけです。
これはドライブチャンネルを歪ませていても、
ある程度、音量が上がります。
これが従来の「FULL-DRIVE」の場合、
ドライブチャンネルである程度歪ませた状態で、
ブーストチャンネルをONにしても、、、
あまり音量が上がらないんですよね^^;
そのため、結局は・・・
ドライブチャンネルのゲインは
あまり上げれなかったりするわけで(苦笑)
それがこの「FULL-DRIVE 3」では、
解消されているんですよ。
この仕様変更はかなり嬉しかったです^^
それと面白かったのが、
今回新たに搭載された「DYNAMICS」ノブです^^
「DYNAMICS」ノブですが、
ブースト使用時のサウンドキャラクターに、
変化をつけることができます。
どういったものかといいますと、
設定ゼロでフルレンジブースト、
50%でミッドブースト、
100%ではLevelもレンジも落ちるが
心地よいローファイなトーン
といったものだそうです。
で、僕が感じた効き方のニュアンスとしては、
左に回していくと音量と歪みが増します。
右に回していくと音量と歪みは、
控えにブーストし、イナタさを感じるサウンドに^^
ブースト時のニュアンスも変えれる、
良くできているな~と感心してしまいました^^;
こういった仕様って、なかなかないと思いますので面白いですね^^
TS系トップクラス、JC-120との相性も◎
もともと「FULL-DRIVE」自体、
TS系ペダルとして、トップペダルの実力を誇っていた、
名機ペダルだったと思います。
ただ最近は色々なペダルの登場で、
ややその印象も薄れてきたのかも、、と、
勝手に思っていました^^;
でも今回の「FULL-DRIVE 3」で、
再びその地位を再び勝ち取ったかもしれません(笑)
それは従来の「「FULL-DRIVE」の場合、
個人的にはJC-120との相性がイマイチ、
といいますか、本来の実力を発揮できない、、
そんなイメージがありました、、
でも今回の「FULL-DRIVE 3」では、
この点も解消されているように思えました^^
JC-120などのトランジスタアンプでも、使える点も「OCD」っぽさを感じた理由ですね。
18Vでも駆動させたら?
この「Full-Drive 3」、
18Vで駆動させることもできます^^
で、手持ちの18Vアダプター、
「ONE CONTROL RPA-1000 18V adapter」で駆動させてみました。
あくまで僕の好みですが…
「OCD」だと18V駆動させた時はイマイチでしたが、
「Full-Drive 3」なら18Vで駆動させたほうが、
- 音の輪郭がクリアになり、分離感が増す
- プレーン弦の音が前にでてくる
といった印象であり、
18Vで駆動させるの「アリ!」ですね♪
う~ん、、ここ最近弾いたペダルでいうと、
もそうでしたが、結構良いものが多いです^^;
歪みモノの物欲は尽きません(苦笑)
レギュラーライン!ブラック筐体の「Full-Drive3」が登場!
ブラック筐体の「Full-Drive3」が発売されています!
レギュラーラインですが、
見た目がかなりカッコイイです。僕は好きです♪
それと価格もグッと下がりました(泣)
こういったことは予想はしていましたが、
思っていたよりも早く登場してきましたね^^;
音はアニバーサリーモデルと同じか不明ですが、
な、なんと…「コンプカット」モードが追加されています!
なんかアニバーサリーモデルの存在価値って一体…
個人的にすごく悔しいです(笑)が…
これはかなり「買い!」だと思います!
コメント
管理人様、初めまして。
偶然、こちらのサイトを見つけ楽しく拝見させて頂いています。
歪の好みが僕とにていると感じました。
で、このFullDrive3は僕もとても気に入っていまして、やはりWIDE ASYMモードが好きです。
あまりに気に入ったので予備にと思い、先日並行輸入の物を購入したのですが、微妙に音が違いました。
まずゲインのカーブが違うのですが、ミドルのジューシーな感じが決定的に違います。
裏蓋を外してみたところ、オペアンプが現行の艶なし4558でした。ちょっとショックでした。
ちなみに1台目のシリアルは300番台でオペアンプは艶あり、2台目はシリアル1000番台でした。
なのでFulldrive3も限定生産とはいえ、初期物が良いと言われる様になる気がいたします。
つたない書き込み失礼しました。
ちなみに僕もJetter GearのRed Shiftは大好きなペダルです。
今後も楽しみに拝見させて頂きます^^
yoshiさん
いつもご覧ただきありがとうございます^^
>歪の好みが僕とにていると感じました。
うれしい限りです!
「Full-drive3」の「WIDE ASYMモード」良いですよね♪
>裏蓋を外してみたところ、オペアンプが現行の艶なし4558でした。ちょっとショックでした。
>ちなみに1台目のシリアルは300番台でオペアンプは艶あり、2台目はシリアル1000番台でした。
なんと、、それは僕も知らなかったです、、貴重な情報ありがとうございます!
う~ん、、せめて限定モデルだけは仕様を変えてほしくないものですよね^^;
>つたない書き込み失礼しました。
>ちなみに僕もJetter GearのRed Shiftは大好きなペダルです。
いえいえ!そんなことはありません。
本当に貴重な情報ありがとうございます!
「jetter Gear」良いですよね^^ぼくも今はメインで使っています♪
>今後も楽しみに拝見させて頂きます^^
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします^^
艶ありなしがでてるんですね。
yoshiさんぜひその2台の比較をお聞きしたいです。
3がでてから2の中古がかなり増えましたね(笑)
yoshiさん
僕のフルドラ3も確認してみました。
シリアルは800番台、
おそらく艶ありの「NJM(JRC)4558DM」でした。
yoshiさんの型番はどうなっていますか?
しかし今回のリミテッド、、
確かオペアンプも売りだったはず、、^^;
このことはレビュー記事にも反映させたいですね^^
RAYさん、どうもです♪
確かにフルドラ2、中古よく見かけますね(笑)
2と3では別物ですからね^^
メーカーに直接問合せしたところ艶ありなしのセレクトはランダムで行っているそうです。
現状1000~番以降でも艶ありを使っているのもあるとのことでした。
で、なぜに違うのかというと最終の組込み前に音だしチェックしてトーン調整を行っているそうです。
メーカー曰くオペアンプ単体の音というよりは出音での品質バランスをとってるってことですかね。
フルトーンに近いプロにそれぞれ試奏してもらっても艶なしの個体を気に入って使ってる方も多いそうですよ~
オペアンプの艶ありなしにこだわるのは一部の方だけでは?本当に気にしてほしいのは出音と演奏される貴方が気持ちよくフレーズを弾けばグレイトだしハッピーだ。とのことです~(笑)
RAYさん
おぉ!素晴らしい!ありがとうございます^^
確かに、、オペアンプは精神衛生上、、といいますか(笑)
「艶あり」のほうが嬉しいとは思ってしまいますけど(苦笑)
>本当に気にしてほしいのは出音と演奏される貴方が
>気持ちよくフレーズを弾けばグレイトだしハッピーだ。とのことです~(笑)
これも確かにその通りかも^^;
でもこういったバラつきがあることがわかったことは大きかったですね!
yoshiさん、RAYさん、ありがとうございます^^
efmaniacさん、RAYさん。
今頃になってのコメントすみません。
僕の300番台のオペアンプは艶あり4558Dです。
僕は決して艶ありを崇拝しているわけではありませんが、やはり太くジューシーだと感じます。
で、初めてフルドラ3の音を聞いた時、その特性を最大限に引き出すための回路構成やパーツの定数設定がされていると思いました。
以前、エフェクターの自作の真似事をしていた時期がありまして、そのころヤフオクで艶あり4558D数個を数百円で入手できました。
TS系のペダルでオペアンプの違いをいろいろためしましたが、やはり艶ありは太くジューシーです。
とは言っても、最終的には好みの問題だと思います^^
個人的にはシングルPUだと艶ありがベターだと思いますが、ハムPUなら現行の艶なしの方が合うような気もします。
ちなみにTimmyは今でも好きなペダルですが、これもオペアンプをいろいろ載せ替えてみたのですが、艶あり4558Dよりもデフォの4559Dがベストだと感じました。
現行の4558Dを使った優秀なペダルも沢山ありますよね。
ただ、代理店の
>最終の組込み前に音だしチェックしてトーン調整を行っているそうです
このコメントは?ですね。
だって”明らかに音が違う”のですから。
あと余談ですが、僕は以前RATマニアだったのですが、例えばRAT2のオペアンプ、同じ308でもナショナルセミとモトローラーで違いがあります。
ナショナルセミはクリーミーでちょっとウエット、モトローラーはドライでやや抜けが良い、そんな感じを受けます。
そんな訳で、音の方向性は色々なパーツで決まると思いますが、オペアンプは音の質感を微妙に左右する大切なパーツだと思っています。
僕はおおまかにRAT→Expandora→Timmyときまして、オーバードライブペダルの”沼”にはまりました^^
長文失礼しました。
yoshi さん
コメントありがとうございます^^
音が違うのはペダルの個体差も考えられますしね、、
あとオペアンプは音決めのファクターに
なり得ると思っていますが、良し悪しは好みですよね^^
ちなみにぼくは「RC4558」が好きだったりします(笑)