「Red Square」で知ったブランド、
「Jetter Gear」のデュアルオーバードライブ!
「Jetter Gear Jetdrive Overdrive」レビューです^^
試奏はストラトキャスター、
アンプは「JC-120」「JCM2000」他、
個人的には苦手な(笑)「JCM900」で行いました。
サウンドレビュー
「Jetdrive」ですが、
サウンドキャラクターの異なる、
ドライブチャンネルを2in1にしたペダルです。
左右のチャンネルはLEDが異なり、
「Grenn」と「Biue」の色分けがされています。
これらのチャンネル、
個別に使うこともできますし、
両チャンネルを同時に使うこともできますので、
3チャンネルのように使えます。
そのため、オーバードライブから、
ハイゲインディストーションまでカバーする、
守備範囲の広いペダルですね^^
また両チャンネルとも、
ピッキングニュアンスへの反応性、
ギターボリュームへの追従性も申し分ありません。
比較的、ハリ・艶感のあるアンプライクなペダルですね^^
両チャンネルともに使えるサウンドです^^
各チャンネルのサウンドキャラクターは、
以下のように感じました。
右チャンネルについて
こちらのチャンネルはハリ感が強く、
JTM45系のようなサウンドといいますか、
艶やかで太い、ブーミーさを感じるチャンネルです。
ギターボリュームを絞っていくと、
良質なクリーントーンが得られるのも特徴です。
この感じ、個人的に好きな、
「Lovepedal」のエフェクター顔負けですね(笑)
「Drive(ゲイン)」ですが、
ストラトなら2時ぐらいまでなら、
ギターボリュームでクリーントーンまで、
ゲインダウンは可能です。
また「Drive」を上げていくと、ブーミー、
良い意味で野暮ったさと暴れ感が強調された、
オーバードライブサウンドを得ることができます。
あと「Drive」を上げすぎると、
飽和感が強調された音になります。
ですので、僕の場合、
「Drive」はあまり上げたくなかったですね(笑)
それと、シングルコイル系のギターなら、
このチャンネルで太い音が出せます。
僕はこのチャンネルで、
クランチサウンドを作った時が好きな感じでした^^
(フェンダー系っぽさも感じました)
左チャンネルについて
右チャンネルと比べると、
コンプ感、バイト感を強く感じました。
弾きやすさでいうと、
こっちの左チャンネルだと思います(笑)
このチャンネルも手元で、
ゲインコントロールは可能です。
また、右チャンネルに比べると、
「高域よりでジャキッとした」印象です。
ですので、ハムバッカー系のギターでも、
エッジー、ソリッドな歪みを作ることが可能です。
抜けの良いサウンドを作るなら、
こっちのチャンネルでしょう^^
ちなみにギターボリュームへの追従性は、
右チャンネルより、やや劣ります^^;
悪くはないんですけどね。
両チャンネルをONにした場合
「Jetdrive」は各チャンネル共に、
ディストーション近くまで歪ませることができます。
でもやはり一番強烈に歪ませることができるのが、
両チャンネルを同時に踏んだ時です(笑)
できれば、両チャンネルともに歪ませすぎず、
クランチサウンド程度に歪ませた状態で、
同時踏みするぐらいのほうが良さそうですね^^;
各チャンネルのゲインを上げすぎると、
さすがに音が潰れたり、ノイズが気になりますから、、
ただクランチサウンド程度なら、
そこまでノイズは気にならないかな、と。
あと同時踏みも考えて設計されているからか、
各々のチャンネルで使える音を作った状態から、
同時踏みした時の音量、ゲインの持ち上がり方は絶妙です^^
この感じは同ブランド、
「Red Square」同様に使い勝手の良いペダルでした。
それと同時踏みすると、
中域がグッとでて、太さも加わりますので、
気持ちの良いリードサウンドが得られますね。
アンプを選ばないペダルかも
今回はいつも試奏時に使っている、
「JC-120」や「Marshall JCM2000」以外、
「Marshall JCM900」でも試す機会がありました。
で、どのアンプでもストレスなく使えることができました^^
以下は僕自身の好みの話しになりますが、
「JCM900」の中域の出方が苦手でして、、^^;
音に太さはあるんですが、
個人的にはもうちょっとバイト感といいますか、
タイトなニュアンスが好きなんです。
でもこの「Jetdrive」なら、
トーンにあたる「Lean/Rich」の設定次第で、
自分の好きなニュアンスに近づけることができるな、と^^
ちなみに「Lean/Rich」ですが、
基本的に2~3時あたりから調整すると音作りはしやすいと思います。
まとめ
「Jetdrive」、コレ一台あれば、
かなり色々な歪みを作ることができます(^^)
ストラトキャスターの場合なら、
おすすめの使い方として、
左右のチャンネル共にクランチ程度に設定、
両チャンネルを踏むことでリードトーンを作る
といった使い方が好きな感じでしたね♪
この状態なら、同時踏みした状態から、
ギターボリュームを駆使することで、ミディアムゲインも作れます^^
とにかく、両チャンネルの設定次第で、
キャラクターの異なる幅広い歪みを作れます。
これなら、色々なジャンルにも対応してくれそう^^
「Jetdrive」、期待を裏切られなかった、
良質アンプライク系オーバードライブペダルでした♪
Newバージョン(V3)も登場
2015年1月に「Jetdrive」のNewバージョンが登場しました。
ルックスもロゴが青色に変わり、音も再チューニングされていました!
コメント
はじめまして。以前こちらのレビューを参考にしてJetter Gold 45/100 を購入しました。
その後アンプを購入したので売却したのですが、ひとつぐらいは歪みのペダルを持っていたいので買い戻す予定でいました。その前にこちらのサイトを見て参考にしていたのですが、今度はJetdriveが気になっています。いろいろとyoutubeでも音源を聴いたのですが、JetdriveでGold 45/100の音色は出ますか?動画だと両チャンネルONだと近い感じ(Gold 45/100よりMIDのあつくるしさを感じました)の音は出ていると思うのですが。よろしければアドバイス頂けると助かります。
ありがとうございます!同じ音色は出ないと感じていますが、ある程度寄せることは可能かも。逆に45/100よりも幅の広さがある、調整は効きます。Jetdriveもイラスト・ロゴが青になったV3のほうが暑苦しさがないので扱いやすいかもしれません。ぼくはV3よりもこのレビューしたバージョンのほうが空気感、出音の雰囲気が好きで手元に残していますが^^
返信が遅れてしまいすいません。
ご丁寧にアドバイス頂きましてありがとうございました。
一見Jetdriveで解決したかのように思ったのですが、
「LAZY J CRUISER」いいですね。
管理人様でもレビューしてあったんですね。
クリーン~クランチをギターのVOでコントロールできて、
ニュアンスの出せる物は最近多いですが、クランチの音色が優等生すぎて、
適度な粗さが欲しくなります。
やっと見つけたと思ったらディスコンでしかも高い。
泣きたくなります。
LAZY J CRUISERはまともな動画がないのですが、クランチに限って言えばJetdriveとは別物でしょうか?
「LAZY J CRUISER」は歪ませていくとファジーな質感もありますので、おそらく適度な粗さという意味ではマッチするかもしれません。ギターボリュームへの追従性は非常に良いですね!このJetdriveとは別物だっと記憶しています。あとちょっとうる覚えなのですが…バッファーの後ろに繋ぐと干渉を受けやすかった記憶があります。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。