発売当時、価格帯からは想像できないスペック、
サウンドクオリティーとのことで話題になったペダルですね。
サウンドレビュー
「Leqtique Maestro Antique Revised」
(以下「MAR」)は「TS系」ではなく、
「TS」サウンドを意識していたペダルとのこと。
また「TS10」を意識した、
ペダルとも言われていますよね。
ただ僕の感想としては、
「TS」系ペダルの中でも洗練された音だな、
という印象でした。
TSペダルって、中域をプッシュしている分、
どちらかというと「ツルン」とした質感を感じます。
(「TS10」もそうでしたが)
でもこの「MAR」の場合だと、
その印象は弱く、オープンなサウンドでかつ、
バイト感もしっかりしてるんですよね(^^)
また音質も割と硬めなので、
巻き弦を弾いた時のニュアンスもだしやすい。
あと「TS10」は「TS-9」に比べると、
歪み方がワイルドな印象がありましたが、
そういったオイシイ(個人的には)部分も感じられます。
あと低域も出ていますが、
「OCD」などに比べれば大人しめ、
アンサンブルによっては抜けが悪い時もありますが、
POPSなど、歌モノでは使いやすいですね^^
ちなみに塗装は弱いです、、
簡単に塗装は剥げます^^;
あと僕は初期の頃のものも持っていましたが、
トップコート?を吹いていないためか、
筐体上部には光沢はありません。
音はそこまで大きな差を感じませんが、
見た目的には最近のもののほうが好きですね。
各コントロールについて
ツマミ自体は左から、
「レベル」「トーン」「ドライブ」です。
「レベル」に関しては、
ちょっと変わっていまして、
10~11時程度からそれほど上がりません。
ただそれ以降上げていくと、
歪み方、出音には影響してくるので、
「トーン」「ドライブ」と合わせ、音決めしていく感じですね。
「トーン」はよく効きます。
ただ上げていってもそこまで、
出音がうすぺっらくなりにくいといいますか、
ローカットされる印象がないのが良いですね^^
「ドライブ」に関しては、
ローゲインからミディアムゲインぐらいまで。
オーバードライブサウンドを求めている人なら、
十分事足りるゲインレンジだと思います^^
ブースターとしてはどうか?
単体としても使えるだけでなく、
ブースターとして使えるペダルです。
ドライブはゼロにしても歪みますから、
クリーンブースター的な使い方は微妙かも^^;
でも、そういった使い方をするなら、
以前レビューした「VOP9」など、他のペダルをチョイスすればよいかなと。
ただし、ゲインブースターとして、
「MAR」を使うのはおすすめできますね。
コンプレッション感、サスティンも稼げるので、
心地良いリードサウンドが得られます♪
僕は単体でODペダルとしても、
ブースターとして使うのも好きです(^^)
意外にも手元でゲインコントロールが効く
そしてすごいな、と思うが、
音質がやや硬質な面も影響してか、
「TS」系ペダルにしては手元などで、
ゲインコントロールが割と効くことです。
このニュアンスは現行品のTSペダルモデル、
「TS-9」「808」などとは違います。
どちらかというと、
ヴィンテージの「TS-9」などのニュアンスに近いかも。
あとJC-120でも結構良い感じに使えます。
一台持っておいても損はしないペダルでしょう。
残念なのが生産完了してしまったこと、、
「MAR」なのですが、
残念なのが生産完了なんですね、、
自作している友人に聞いても、
使われているパーツ、クオリティからしても、
コストパフォーマンスが高く、ギターリストには、
おすすめしたいペダルなんですけど^^;
まだ在庫を持っているお店もありますので、
今のうちに手に入れておいて欲しいペダルの一つですね^^
「Maestro Antique Revised Quad Limited」が限定発売!
ゲインアップさせたバージョンとして、
「Maestro Antique Revised Quad Limited」が発売されました^^
聴感上で約2倍のゲインに感じるそうですね。
今回は完全限定生産とのことです!
「MAR」は好きだけど、
もう少しゲインがあれば…そう思っていた方には朗報ですね♪
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