ローゲイン~ミディアムゲインオーバードライブ、
「Limetone Audio funther」をレビューします^^
公式の動画ではJC-120でも良い感じに聴こえたので、
気になっていたペダルでした^^
ペダルレビュー
ツマミは三つ、「VOLUME」「TONE」「GAIN」です。
後ほど説明しますが、
基本、12時でデフォルトサウンドだそうです。
また電源は9Vだけでなく、18Vでも駆動しますね。
サウンドレビュー
分離感は良いし、弦に歪みが絡まる感じ、
それでいて暖かか過ぎない音、ぱっとひいた時、好まれる方も多いかなと。
TS系ほど中域にピーク、厚みがなく、
程よいコンプ感の歪み方なので弦鳴りを感じられますね。
またデフォルト12時で音決めされているのも、
非常に使いやすい、わかりやすいです^^
初心者の方にもおすすめできるペダルかと。
ゲインは僕の環境では、
大体2時以降、上げていくと歪むというより、
全体的に飽和感、肉厚感が増すように感じました。
ただそれに応じ、ややレスポンス感は落ちるかなと。
なので、もし自分が使うなら、
2時以前のローゲインセッティングで使うでしょうね^^
あと動画もJC-40で鳴らしましたが、
既にアップされているJC-120との組み合わせの印象も、
何となく理解できました。
JC-120の硬さ、ジャリつきも緩和されるので、
一度、試してほしいですね。
「TONE」の効き方が面白い
トーンも使えない場所がない印象でした。
単に高域をカットする効きではないといいますか、
嫌なフィルター感は少なかったです。
この効き方のおかげか、前段にバッファを繋いで、
音が煌びやかになりすぎる、立ちすぎる…
といった時でも微調整ができます。
またトーンを絞った時でも腰砕けしにくい印象もありましたね。
それとトーンの最後、2目盛りほどで、
かなりオープンなサウンドにもなるので、
積極的に調整してみても面白いと思います^^
レスポンス、18Vで駆動させた場合
手元でボリュームを触った時の挙動、
反応性ですがギターボリュームの操作で、
スっとクリーンまでゲインは下がります。
この時、僕的にはもう少しソリッドな音が好みでしたが、
それは18Vで電源供給することによりクリアで、
メリハリのある音になるため、解決しましたね。
18Vで駆動させたほうがピッキングに対する反応も向上します。
なので、常時踏みっぱなしにするなら18V駆動、
「funther」のキャラクター、歪みの質感を活かすなら、
やはり…9Vのほうがマッチしていると感じました。
ちなみに歪ませた状態で、
ギターボリュームを絞った時の挙動からすると、
TS系というより、ブルースブレイカー系かな?とも感じました。
ちょっと気になったので手持ちのMarshall BB-2とも比較してみました!
ローゲイン、ミディアムゲインでの解像度、
原音感は「funther」に余裕があると感じました。
まとめ
この「funther」、クリーンな状態から歪ませる、
もしくはブースターとして、質感を足す感じで使うのをおすすめしたいですね^^
セッティングもかんたんですので、
試奏はもちろん、実際に使う上でも悩むことはないでしょう^^
サウンドキャラクターもしっかりしていますので、
動画を見て、ピンっと来られた方は是非、一度試してみてほしいと思います。
「Limetone Audio」
→http://limetoneaudio.com/
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