フェイザーの名機!
「MXR CSP-026 74 Vintage Phase90」レビューです^^
「MXR Phase90」は、
フェイザーを買おうと思った人なら、
一度は弾いたことがあるポピュラーなフェイザーだと思います^^
サウンドレビュー
この「CSP-026 74 Vintage Phase90」は、
「Phase90」が登場した1974年初頭の「スクリプトロゴ」の復刻版。
「MXR CUSTOM SHOP」名義から発売されたものです。
「MXR Phase90」の中では、
エグみのない、わりとアッサリしている音、僕はそう感じました。
といいますのも僕が持っていた、
「Phase90」でジムダンロップ名義の古いものがありました。
これは「CSP-026 74 Vintage Phase90」よりも、
エフェクトがエグいかかり方をしますし、音も太かった印象があります。
どちらかというとカッティングなどで使うよりは、
ソロなど、リードプレイ時に使うほうが気持ちよかった印象でした^^
あと、生産されてた時期によっても音が違います。
音が変わる時期を大きく分けますと、
- 「MXR」期に生産されていたもの
- 「Jim Dunlop」期に生産されていたもの
です。
でもジムダンロップ期のものでも音が違います。
中でも初期のジムダンロップのもの、
1987年製のPhase90は「MXR」期のものに近いと感じました。
あ、ちなみにこれは、
「Distortion+」にもいえることですね。
そして「MXR」期のもの、
いわゆるヴィンテージ「MXR」ペダルは、
今でも人気がありますよね^^
「MXR」期と現行品とを比較すると?
そうなりますと「MXR」期のものと、
現行品の「CSP-026 74 Vintage Phase90」と比べてどうか?
気になりますよね?
弾き比べしている動画ありましたので、紹介しておきます。
それから↓こちらの動画も^^
真ん中の「Phase 90」がヴィンテージの「Phase 90」とのこと。
ちなみにぼくも手持ちの74年製BUD BOXの個体と比較してみました。
個体差もあるでしょうから、
一概にはいえませんが、音は違うものの、
現行品でこのクオリティならなかなかのもの。
故障なども考えるとライブでバンバン使うなら、
この「CSP-026 74 Vintage Phase90」のほうが良いかも。
ちなみにこう聞き比べてみると、
「Whirlwind Orange Box」は良さそうですよね^^
この「Whirlwind」は、
MXRの創始者、
マイケル・ライアコナ本人の手による
究極のOriginal MXRレプリカ
ということで話題になったペダルで、
僕も気になっているメーカーさんでした。
で、この「Whirlwind」も僕の環境で、
手持ちの74年製のPhase90と比較してみました。
ぼくは75年製のPhase90も所有していましたが、
どちらかというとこの「Whirlwind」は75年製に近い印象でしたね。
…で、話を戻しますが、
現行品の「Phase 90」ならどちらが良いのか?
これは個人の好み次第ですが、
「74 Vintage Phase90」のほうが、
オールマイティーに使えるのでは?と思います。
とにかく!
フェイザーを買うのであれば、
「Phase 90」は是非弾いてみてほしいです。
フェイザー選びの基準になるエフェクターですよ^^
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