ハンドメイドブランド、
「N.O.J effect’s」さんのオーバードライブペダルです。
2016年10月に販売された、
新発売のペダルとのことで、
今回レビューさせてもらいました^^
ペダルレビュー
まずデザインのこだわりとして、
- ラインで魅せるシンプルなデザイン
- アースカラーを使いどこにでも誰にでも合うデザイン
- ミニマルと言われるデザインでシンプルかつ無駄のないデザイン
この3点をメインに、
デザイナーと設計されたそうです。
基板もこんな感じで、
デザインされたものを採用しています^^
コントロールは3つ、
「Level」「Tone」「Gain」。
…で、この「Tone」「Gain」、
かなり癖のある効き方・設定でして^^;
ただこれは「N.O.J effect’s」さんが狙っている、
ペダルサウンドに直結するそうです。
サウンドレビュー
動画も絡めて解説していきます^^
動画環境→ギター:ストラト、アンプ:Fender Blues Jr
「Tone」について
12時の位置だとかなりこもります。
僕的にこの感じは…
原音をかなりスポイルする印象を持ちました^^;
ただこれは、
意図的にそうしているそうで、
”太く暖かいトーンを得るため”
だからとのこと。
でも僕の場合「Tone」は、
三時ちょい過ぎまで上げることで、
ある程度、解消されました。
また動画のように、
「Tone」をMAXにすると、
かなりタイトでソリッドな音になる仕様でした。
あと歪みの質感ですが、
パッと聞いた印象としては、
一瞬、TS系かな?とも感じましたが、
でも…違いましたね^^;
あと「Tone」を上げてしまうと、
どうしてもその分…1~3弦の鳴り方はやや細くなります。
どっちの鳴り方を取るのか?
ここはトレードオフになりますね。
「Gain」について
「Gain」は上げていくと、
途中からそこまでゲインは上がらず、
飽和感やコンプ感が変化する印象でした。
この「Gain」の効き方、
ニュアンスは以前レビューした、
「HIKASIRA 3301」に近い気がしました。
ただ「3301」よりも、
ローミッドにピークを持たせ、
マイルドな出音の印象は受けましたね。
またゼロ付近だと、
「Level」がMAXの状態でも、
そこまで音量は上がりません。
そして「Gain」を1~2目盛り上げると、
急に音量は跳ね上がり、少し歪みます。
完全なクリーンブースターとしては、
機能しない印象は受けました。
ちなみにギターVOL、
ピッキングレスポンスへの追従性ですが、
こんな感じで、
コンプ感があるわりには反応してくれてました^^
まとめ
基本、積極的に音を変えて歪ませる、
そういうタイプのオーバードライブだなと。
あと特徴として、
コンプ感と出音の滑らかさが相まって、
かなりサスティンは稼げます。
サスティンを活かしたプレイ、
リード向けの音作りには向いているのかもしれませんね^^
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