「Red Strawberry Overdrive」
(以下「RSOD」)ですが、限定200台のモデルとなります。
限定モデルとしての特徴は筐体カラー、
そして…Bjorn Juhl氏のサインがかかれたポストカード付き、
というだけ^^;
今後発売されるモデル
「Strawberry Red Overdrive(SROD)」
も音は変わらないそうなんですよね。
せっかくなら…ペダル自身の仕様を、
限定版ならではのものにしてほしかったです^^;
あとはレギュラーラインが、
どういった筐体カラーで発売されるか、
気になるところですね(笑)
ではサウンド&ペダルレビューです^^
サウンド&ペダルレビュー
この「RSOD」、すごく良いです^^
メーカー説明を見た時、
さすがにこれは言い過ぎじゃない?
と思ったんですが、納得いってしまいました^^;
ただ歪みの質感は、なるほど…
「BJF」らしさを感じました(笑)
試しに手持ちの「LGW」と比較しましたが、
コンプ感がおさえられた、ハリのある、
ダイレクト感のある音を基調にしながら、
ロックでワイルドな歪み方…似ていますね。
ただ「RSOD」のほうが、
「LGW」のような中低域を強調しないのと、
サスティンも稼げます。
音の分離感も良くて、
1~6弦まで太さを保ったまま歪むのも特徴です。
歪みの質感さえ嫌いじゃなければ、
かなり使い勝手の良いペダルじゃないでしょうか。
正直、微妙ならどうしようかと思っていましたが、
僕としては今のところ、手放す理由が見つかりません(笑)
各コントロールについて
まず「Drive」ですが、
ゲインレンジの幅が半端なく広いです^^
クリーンブースト、オーバードライブ、
ディストーション近くまでの歪みをカバー、
これ一台あれば事足りちゃいます。
そしてコントロールの中でも、
優秀だと思ったのが「TREBLE」の効き方です。
ミッド~トレブルを-3dB~+6dBの範囲で
コントロールできるアクティブトーン。
Trebleを絞った際は70Hz~7KHzの範囲を調整し、
Trebleを高くすれば700Hz~7KHzの範囲を軽くブースト。
…と、メーカー説明にはありますが、
弾いてみると、原音をいかした歪みも、
ウォームでチューブライクな歪みも作ることができます。
この「TREBLE」の効き方が、
アンプを選ばない音作りは可能としていますね。
あとは「Drive」と併せ調整していけば、
好みのポイントは容易に見つかると思います。
それと「LOW Cut」は筐体サイドにある、
トリムポットで調整できます。
ただ、カットし切ってもか細くならず、
よりローをタイトに巻き弦の鳴り方がタイトになる印象です。
ちなみに手持ちのギター、
ストラトやファイヤーバードで弾いた感じだと、
デフォルトのまま(カットなし)で十分使えました。
あとトリムポットの調整は、
は精密ドライバーで行いますが気をつけないと…ねじ山を潰れます^^;
プラスドライバーよりも、
マイナスドライバーのほうがよいかもしれませんね。
とりあえず「TREBLE」「LOW Cut」は、
フルの状態からカットしていくと調整しやすいと思います^^
ボリュームへの反応性について
これはすごいですね、、
ストラトなどシングルコイルなら、
ゲインをMAXにした状態からでも手元で、
クリーンまでコントロール可能です。
またボリュームを絞った時のクリーンも、
ハリ、コシがしっかり残りますので、
僕はかなり好みの感じでした^^
これなら単に歪みぺダルとしてだけでなく、
プリアンプペダルとしても十分使えるなと思いました。
しかしまさか…こんなニュアンスが出せる、
とは思っていなかったのでかなり衝撃的でした^^;
もちろん、ピッキングニュアンスにも忠実、
弾いていてかなり楽しくなりました^^
まとめ
この価格でよくこれだけのペダルを作ったな、と。
コストパフォーマンスは抜群ですね。
予想以上の音が飛び出してきたのが驚きでした^^;
作りもしっかりしていて、電池も内蔵可能、
電池もきっちり納まる設計がされています。
こういったところも素晴らしいです。
このクオリティは他のメーカーにとって、
かなり脅威になり得るペダルだと思います^^;
僕も歪みは手持ちのペダルで満足してましたが、
これまた…ボードに組もうか悩むレベルのペダルでした(笑)
あと、なんといってもこのミニサイズ。
エフェクターボードの片隅に、
ギターケースのポケットに忍ばせておけます(笑)
僕はとりあえず、
ギターケースに入れて持ち歩こうと思っています^^
個人的にはかなりおすすめのペダルですね♪
レギュラーライン「Strawberry Red Over Drive」が発売!
「Red Strawberry Overdrive」は限定品でしたが、
レギュラーラインとして「Strawberry Red Over Drive」が発売されました!
レギュラーラインとなったものの、
音は「Red Strawberry Overdrive」と変わらず、
見た目もほぼ一緒(笑)
結局、「Red Strawberry Overdrive」
との差はあまりない…ということみたいです^^;
僕は「Red Strawberry Overdrive」を持っているので、
ちょっと複雑な気分ですね(苦笑)
…ただ、コスパ抜群のオーバードライブが、
誰でも手に入る状況は素晴らしいです^^
一家に一台、あっても損はしないペダルですよ。
コメント
また失礼します。
僕も気になっていて、夜に酔った勢いでポチッと予約しました。
届いて音だしすると、期待以上の音だったので驚きました。
今まで無かったサウンドですよね。
ギターのボリュームを下げた時のクリーンの本当に良いです。
他の気に入っているODと比較すると、若干ウェットな感じもしましたが、コスパ最高!
ライブやセッションの現場のアンプが分からなくても、コレを持って行けば何とかなりそうですね。
ちなみに僕はBass Sutは最大にカットしTREBLEはMAXにしたセッティングで弾いています^^
yoshiさん、こんにちは^^
そうなんですよ、コスパ最高です(笑)
ボリュームを絞った時のクリーン、僕もかなり好きです。
これ一台あると安心できるでしょうね^^
はじめまして。one controlの歪み購入を検討しているのですが、最近出たpurple plexifierが気になっています。自分がよく行く楽器店をまわったのですが、ありませんでした(;▽;)
なので、もしpurple plexifierを使って弾いてみる機会があれば、strawberry red over driveと比較してレビューしていただけるととても助かりますm(_ _)m
Kenさん
「purple plexifier」と「strawberry red over drive」ですが、普通にオーバードライブとして使うなら、「strawberry red over drive」のほうが扱いやすいですね^^;「purple plexifier」は飽和感、中低域にピークのある歪みで癖が結構あるので、結構好みがわかれるかな…という印象でした。
なので、例えばタイトでソリッドな歪みも狙いたいというのであれば、「strawberry red over drive」のほうが良かったりしますね^^
返信ありがとうございます!
なるほど、strawberry red over driveのほうが使い勝手がよさそうですね。
歪みの深さはどうでしょうか?軽いディストーションくらいの歪みも欲しいと考えているのですが、どちらの方がより歪みますか?
僕的には「strawberry red over drive」のほうが使い勝手は良いですね^^
歪みの深さは「purple plexifier」のほうが歪む印象がありましたが、僕の感覚なら軽いディストーションぐらい「strawberry red over drive」でも充分に対応できるかと^^
参考になります!ありがとうございます!
OCDも気になっているのですが、SRODとの歪みの深さや音の傾向、向いている音楽などの違いを教えていただけるとありがたいですm(_ _)m
質問ばかりしてすいません!
OCD、SROD共に扱いやすいODペダルとはいえるかと。どっちもわりとオールラウンダーに使える印象ですね。歪みの深さは…極端に大きな差はなかった記憶が、、ODとして使うならどちらも問題はないでしょうね^^
…で、あくまで僕の主観でいうと、低域の出方からするとOCDのほうがロック向き、SRODは筐体サイドのトリマーを駆使すれば、わりとなんでも使える…といったところでしょうか。
OCDに関してはバージョンで音が結構違うので、一概にいえませんけどね^^;