こちらの「69 Filmcan CB Model」は、
サンプルにしたのは缶インダクター、
69年製「Crybaby(V846)」とのこと。
それに「Organic Sounds」、
独自のチューニングを施したモデルだそうです。
ペダルレビュー
なかなか手に入らないレアパーツ、
「NOS SGS BC113 ゴールドリード」等を使用。
ただ缶インダクターは使用せず、
パーツ選定でサウンドを再現しているとのこと。
電源は電池以外、
「DCジャック」にも対応しています。
筐体は非常に軽量で、
持ち運ぶときにかさばりません。
これはこのワウに限らず、
「Organic Wah」全てに共通していますね。
サウンドレビュー
69年製「Crybaby」と比較しつつ作られたそうで、
「Organic Sounds」さん曰く、「個体差レベルでの差まで詰めた」と。
僕もこの動画を見た時は、
「ニュアンスは結構近いな」という印象を受けました。
…で、実際に弾いた印象でいうと、
思っていたよりもゲインはやや高めで、
「Organic Sounds」特有の中域のピークがあるなと。
また先日レビューした、
「Orga Wah」に通ずる特徴も感じ、
ヴィンテージニュアンスも感じることができました。
「Thomas Organ Crybaby」と比較!
僕の70年代「Crybaby」よりも、
やはり中域にピークがあり、ゲインも高いので、
太くうねる感じはありますね。
…で、どっちが良いというよりは、
出音の帯域が全く異なるので使いどころじゃないかなと。
僕の感覚としては、
ファズフェイスなどと絡め、
ロックな感じで使うなら「69 Filmcan CB Model」。
オールラウンドに使うなら、
「Thomas Organ Crybaby」といった感じでしたね。
僕の勝手なイメージですが、
ブルースロックプレイヤーには、
この「69 Filmcan CB Model」はハマりそうです^^
まとめ
ヴィンテージ系とはいえ、
程よくパワフルなサウンドなので、
前にグッと出るワウサウンドが欲しいなら、
「69 Filmcan CB Model」はおすすめです^^
万人にハマるとは言い難いですが、
ワウ自体、音はもちろん、踏み込み時の、
エフェクトのかかり具合など…
好みに合うかが顕著なペダルなので、
記事冒頭の動画を見てビビッときた人は、
試してみる価値はあるかと^^
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