「Suhr」の高品質バッファー、
「Suhr Buffer」をレビューします!
ギターのバッファーをお探しなら、おすすめしたいのがこの「Suhr Buffer」。
- 音色がナチュラル
- 18Vで駆動させた時には音像や音圧感がアップ
- ISOアウトに繋げば「PHASE」スイッチで位相反転できる
- コンパクトサイズでエフェクターボードに収まりやすい
コンパクトでアルミ削りだし筐体採用、
筐体も端正なブラックカラーと見た目も良いですね!
LED等はなく、繋ぐだけでバッファー効果が得られます。
そもそもバッファーって繋ぐ必要がある?
バッファーを繋ぐことで、
音のナチュラルさが損なわれるからバッファーはいらない!
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、エフェクターを数台繋ぐ人なら、
バッファーは試してみる価値があるかと。
なぜなら、トゥルーバイパスであっても、
繋ぐことでバイパス音は変わっているからです^^;
バッファーを繋いだ状態で、トータル的にサウンドがよければOK!みたいな考え方も一つかと!
サウンドレビュー
この「Suhr Buffer」の特徴ですが、
繋ぐことによって低域のボワッとした感じがなくなり、
音にまとまり感を与えてくれます。
この感じはアンサンブルの中で、
ちょうどいい感じにギターサウンドを際立たせてくれます。
あと歪みとの相性も良いです。
モダンディストーションはもちろん、
ファズ使いでもそのニュアンスは損なわれません。
ファズ他、バッファーの干渉を受けるペダルを繋ぐ時は「Suhr Buffer」の前に繋ぐようにしましょう。
歪みの質感が変わることが嫌といった方、
「バッファーを繋ぐとキラキラした音になる」
と敬遠されていた方にも「Suhr Buffer」は是非試してほしいですね^^
ISO OUT、PHASE(位相反転)について
それと面白いのが、
「ISO OUT(アイソレーションアウト)」です。
このアイソレーションアウトでは、
グランドループによるノイズを解消できる
とありますが、この効果は…検証中です^^;
アンプを2台鳴らす時など、
ダイレクトアウトとISOアウトで鳴らせるとのことですが、
ISOアウトだけに繋いでも鳴らせます。
また位相反転スイッチ(PHASE)はISOアウト側のみ効きます。
メーカー説明にはこんな説明書き。
逆相の際に発生する低中音域の減衰を解消できる
確かに上記のようなニュアンスを感じられますし、
巻き弦の鳴りがきちんと聴こえる、高域の散りつかず、
ギターとして鳴ってほしい中域がグッと前に出てくる印象がありました。
位相については色々な意見があると思います。
ただ、出音の迫力感が物足りない、
アンサンブルの中で自分の音が抜けない、
そんな時にPHASE切り替えてみるとよいでしょう。
例えば、エフェクトONにすることで、
位相が反転するエフェクターを使う場合、
「ISO OUT」でPHASEをON/OFFさせることで、
バンドアンサンブル内の音抜け等、印象が変わるかもしれません。
- Suhr Riot
- BOSS OD-1
- BOSS DS-1
- Lovepedal COT50
- Lazy J Cruiser
「Suhr Buffer」ですが、位相がきちんと反転するのか?位相検知器でチェックしましたが、きちんと反転していました!
18V駆動を試してほしい!
「Suhr Buffer」は9V〜18Vで駆動しますが、
18Vで駆動させることで音像、迫力も増します。
18V駆動させることで、
スピーカーから飛び出してくる音像、迫力が違います。
僕の場合、歪みエフェクターの後、
空間系や揺れ物系エフェクターの前に繋いでいますが、
エフェクトの効き、奥行き感も増すと感じました。
個人的には18Vで鳴らしてあげたいですね!
ちなみに僕は18V駆動させるため、Strymon Ojai(9V)から「1SPOT Voltage Doubler」を繋いで使って18Vに昇圧しています。
まとめ
バッファー効果は実感しやすいものの、
ギターとして出てほしい帯域が出てくれるタイプなので、
バッファー初心者にもわかりやすくて実用性あるサウンドで良いかと。
ちなみにバッファーといえば、
空間系エフェクターの効きなど際立たせてくれる、
「EVA電子」を愛用してきましたが歪みと組み合わせるなら、
「Suhr Buffer」のほうが僕は好みでした。
サウンドクオリティも高く、
コンパクトサイズで位相反転もできるバッファー。
もしバッファー導入を検討されているのなら、
「Suhr Buffer」は是非おすすめしたいバッファーですね^^
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