この「Flat 4 Boost」は、
友人の所有していたものを弾かさせてもらいました。
良い良いとは聞いていましたが、
実際に触るのはこれが初めてでした。
ペダルレビュー
真空管内蔵のペダルですが、
なんと…単三電池×6本でも駆動するんですね。
また電源も少し変わっていて、
筐体上部にスイッチがあります。
「ON」にするとプラグを差さなくても、
真空管が光ります(笑)
このギミック的な仕様、良いですね^^
サウンドレビュー
音は良いです。正直ビックリしました(笑)
一音出した瞬間、「これ、良いね!」と、
声を上げてしまいました^^
エフェクター臭さを感じさせない音…
「200V」の高電圧で真空管をドライブさせる、
「Hi-Volt」という技術はすごいですね^^;
艶やかでどこかカドのとれた、
プリンッとした質感が弾いててすごく気持ち良いです。
コントロールについて
「Gain」はクリーン~クランチぐらいまでカバーします。
クリーンブースターとしても優秀ですが、
「Gain」をMaxにすると…
極上のクランチサウンドペダルに化けます(笑)
フェンダー系サウンドと言われていますが、
確かに立ち上がりの良いジャキッとした、タイトでソリッド感のある音。
カッティングプレイなどにもってこいの音だと思います^^
ボリュームを絞れば、立体感のある、
エフェクターとは思えないクリーンになります。
僕ならこの「Flat 4 Boost」を、
常時ONでプリアンプとして使うと思います。
コントロールは「Gain」「Level」
「Mid Boost」「High」「Low」です。
「Mid Boost」をONにすると、
反応性はやや落ちますが、程良く中域が持ち上がります。
ただし、そこまで中域は張り出さず、
やや太くなる印象を受けました。
ストラトなど、シングルコイルのギターなら、
「ON」にしておきたいと思いました。
「High」「Low」ですが、
とりあえず、12時ぐらいの位置で弾いてみました。
で、気になったのが、
結構高域がキツイな、、ということでした^^;
下げきると少しこもりますので、
僕の場合、大体9時ぐらいで落ち着きました(笑)
とにかく、高域は強調できますので、
ハムバッカー系ギターでもエッジの効いた音作りができそうです。
「Low」は、12時前後で丁度良かったのですが、
試しに上げていくと…2時以降ぐらいから、低音がプッシュされていきます。
面白いのが「Low」を上げていくと、
モダンなサウンドになる感じがするんですよね。
重厚感あるブーストサウンドも作れると思います。
それとノイズ。
真空管を使用しているのに、
このノイズの少なさは優秀だと思います。
まとめ
正直、見た目は好みではありません^^;
でも音は最高です(笑)
ブラインドテストでこのぺダルを弾いたら、
「これ、何?欲しい!」といってしまうでしょうね。
食わず嫌いといいますか、
「見た目嫌い」は良くないな、とつくづく思わされました^^;
これ…オススメです♪
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