「Z.Vex Fat Fuzz Factory Vexter Series」
(以下「Fat Fuzz Factory」)ですが、
「SUB SWITCH」により、太さを兼ね備えた「Fuzz Factory」とのこと。
「Fuzz Factory」の良さを残したまま、
音の太さを変えることができるそうで、期待を胸に試奏してきました。
サウンドレビュー
「Fat Fuzz Factory」、
その名のとおり、音が太くなる、
「SUB SWITCH」の存在が大きいです。
「SUB SWITCH」の効きとしては、
- Sub 1:Original Fuzz Factory (ノーマル)
- Sub 2:Woof! (よりファットなモード)
- Sub 3:Look Out! (最もファットなモード)
と、メーカーの説明にありますが、
僕の印象としてはどのモードも使えるということ。
普通に使うのであれば、
「1」「2」のモードが使いやすいのは確かですが、
意外と面白いのが「3」のモードです。
オーソドックなファズサウンドに
セッティングした場合だと・・・
「3」のモードは、かなり太く、
こもりがちな音になってしまいます、、
でも、シンセっぽいセッティングにした時だと、
存在感のある音が飛び出してくるんです^^
それはアナログシンセっぽい、
生々しいサウンドなんです。これは好印象でした。
でも…
こういったバリエーションを持たせてしまうと、
どの音も使えないサウンドになってしまう残念なペダルもあったりますよね^^;
しかしそういったことがないように?
チューニングされている点はさすが「Z.Vex」。
なんでもザッカリー氏、「1」のモードの時では、
オリジナルの「Fuzz factory」サウンドを損なわない、
そんなことを意識していたそうです。
所有の「Fuzz Factory」と比較してみました
”オリジナルの「Fuzz factory」サウンドを損なわない”
というのことなので、手持ちの「Fuzz Factory」と弾き比べました。
僕が気になっていたこと、
それは「ノーマルモード」の時の音が、
通常の「Fuzz Factory」と比べた時にどうなのか?
ということです。
「Vexter Series」の「Fuzz Factory」と比べろよ!
といわれそうですが、僕にとってこの「Fuzz Factory」と
近しい音がだせれば「買い」かな、と思いまして。
…といいますのも、
所有の「Fuzz Factory」より太い音がだせたら、
使える幅もグッと広がると思っていたからです^^
結果からいいますと、
僕の持っているものとは音は違いました^^;
そもそも個体差もあるでしょうから、
当たり前ですよね、、
比較すると「Fat Fuzz factory」のほうが、
音が硬めに感じました。
そのせいか「1」のモードだと、
「Fat Fuzz factory」のほうがやや大人しい、
スッキリした音のようにも感じました。
でもその点を補ってくれる、
「FAT Fuzz Factory」の良さを実感したのは、
「SUB SWITCH」の「2」の状態です^^
僕の「Fuzz Factory」の場合、
トレブリーな音の傾向にあるんですよ、、
上手にセッティングしてあげないと、
シャリシャリしたサウンドになりがちなんです^^;
でもこの「Fat Fuzz Factory」なら、
そういったセッティングの煩わしさもなく、
使えるポイントは確かに増えそうな印象でした^^
では買い換えるか、といいますと、
今所有している「Fuzz factory」の音も好きなので、
即決ではできませんでした^^;
LEDが付いている点や、
ACアダプターが使える点はメリットですけどね^^
普通の「Fuzz Factory」を買うなら
普通の「Vexter Series」の「Fuzz Factory」
を買うなら「Fat Fuzz Factory」かな、と。
それはサウンドバリエーションが豊富、
色々な使い方ができる分、より楽しめるであろうからです♪
あと、「Vexter Series Fuzz Factory」を
弾いた友人の話だと、「Fat Fuzz Factory」の
「1」モードとあまり変わらなかったそうです。
少なくとも「Vexter Series」のものなら、
僕の持っている時期のものより個体差はないでしょう(笑)
もともとユニークなペダルとして知られる、
「Fuzz Factory」をより魅力あるペダルとして
チューニングされたペダル、それがこの、
「Fat Fuzz Factory」かと。
これから「Fuzz Factory」を買おう!
と思っている方なら「Fat Fuzz Factory」を買ったほうが、
末永く使えるんじゃないでしょうか^^
コメント